文献

J-GLOBAL ID：202002210706917871   整理番号：20A1877674

厳しい表面変形によるステンレス鋼の耐久性,生物活性および耐食性の向上【JST・京大機械翻訳】

Enhanced durability, bio-activity and corrosion resistance of stainless steel through severe surface deformation

著者 (3件)： Perumal G. (Department of Mechanical Engineering, School of Engineering, Shiv Nadar University, Uttar Pradesh, 201314, India) ,  Grewal H.S. (Department of Mechanical Engineering, School of Engineering, Shiv Nadar University, Uttar Pradesh, 201314, India) ,  Arora H.S. (Department of Mechanical Engineering, School of Engineering, Shiv Nadar University, Uttar Pradesh, 201314, India)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 194  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： その良好な生体適合性と低コストのため,ステンレス鋼は最も広く利用される生体材料の1つである。しかし,ステンレス鋼の長時間評価は,材料劣化,特に局部腐食と生物膜形成に関連する問題を示した。さらに,ステンレス鋼からの毒性ニッケルとクロムイオンの浸出は,付加的な健康合併症をもたらす。ここでは,浸漬摩擦撹拌処理,その耐久性,生物活性および抗細菌抵抗を著しく強化するための厳しい表面変形技術を利用した。加工は,調整可能な表面微細構造を作り出すために,歪速度の幅広い変化で行った。高歪速度加工は,ほぼ単相の微細粒微細構造をもたらし,一方,遅い歪速度処理は,二相微細粒微細構造を開発した。加工鋼のバイオ腐食速度は,孔食抵抗の顕著な向上と共に60%以上減少した。処理鋼は,S.aureusおよび大腸菌菌株を用いて評価された細菌付着/生物膜形成はほとんど示さなかった。さらに,処理したステンレス鋼表面は,毒性元素の最小浸出を示し,バイオインプラント応用に対するアピールを著しく強化した。観察された挙動は,X線光電子分光法(XPS)および増加した親水性を用いて決定されたように,Cr_2O_3に富む安定な不動態層の形成に基づいて説明された。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 腐食 ,  ニッケル ,  *鋼 ,  *ステンレス鋼 ,  腐食速度 ,  不動態 ,  大腸菌 ,  親水性 ,  *生物活性 ,  歪速度 ,  局部腐食 ,  X線光電子分光法 ,  合併症 ,  生体適合性
準シソーラス用語： 生体材料 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオ腐食 ,  細胞毒性 ,  バイオフィルム ,  厳しい表面変形 ,  結晶粒微細化

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 表面変形 ,  ステンレス鋼 ,  生物活性 ,  耐食性