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J-GLOBAL ID:202002210720698457   整理番号:20A1814398

異なる繊維切断角における一方向CFRP積層板の穴あけに及ぼす工具摩耗の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of tool wear on drilling unidirectional CFRP laminates in different fiber cutting angles
著者 (4件):
資料名:
巻: 110  号: 1-2  ページ: 89-99  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0397A  ISSN: 0268-3768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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炭素繊維強化高分子(CFRP)のドリル加工性能は,高研磨繊維によって引き起こされる重大な工具摩耗によって著しく悪化する。CFRPの異方性のため,繊維配向と切削方向の間の角度,すなわち,繊維切断角度は,ドリル加工性能において,重要な部分も演じる。ドリル加工性能を高めるために,本論文では,一方向CFRPのドリル加工における異なる繊維切削角度における推力,出口温度,および穴壁欠陥に及ぼす工具摩耗の影響に関する包括的な実験的研究を行った。結果は,摩耗切れ刃のプロファイルが,近似楕円アークであり,楕円アークの半軸長さを用いて,切削刃摩耗を評価した。切削刃,逃げ面,およびすくい面上の工具摩耗は,ドリル穴の数と共に全て劣化する。工具摩耗は,90≦5500°の繊維切削角領域よりも,0≦ε≦90°の繊維切削角度領域における推力に対して,より顕著な影響を有した。工具摩耗の増加に伴い,出口温度分布は楕円に近似できる。主軸方向における工具摩耗に起因する出口温度の変化は,他の方向におけるそれよりもまだ少ない。さらに,穴壁では,工具摩耗は,0≦θ≦90°の繊維切削角領域および90≦ε>180°の繊維切削角領域における空洞欠陥において,厳しい亀裂欠陥を引き起こす。Copyright Springer-Verlag London Ltd., part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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