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J-GLOBAL ID:202002210779416150   整理番号:20A1856942

植物-果実食者間の全球的メタネットワークの加速する均一化

Accelerating homogenization of the global plant-frugivore meta-network
著者 (3件):
資料名:
巻: 585  号: 7823  ページ: 74-78  発行年: 2020年09月03日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物種の人為的導入が,生物地理学的障壁を越えた種組成の均一化を引き起こしている。外来種がもたらす生態学的および進化的な帰結は,それらが種間相互作用ネットワークに及ぼす影響に由来するが,外来種が生態系ネットワークやそれらの生物地理学的パターンに及ぼす全球的な影響についての定量的な理解は欠如している。今回我々は,このデータの空白を解消するため,1631種の動物および3208種の植物からなる種ペアに固有な2万4455の相互作用を網羅する,410の局地的ネットワークから得られた相利共生的な種子散布相互作用を分析した。その結果,種の導入が,全球的なメタネットワーク(ノードは種を,リンクは任意の局地的ネットワーク内で観察される相互作用を表す)の生物地理学的区画化を減少させることが明らかになった。この均一化効果は複数の空間規模にわたって広がり,局地的ネットワーク間のβ多様性およびネットワーク内のモジュール性を低下させていた。導入された相互作用の広がりは人為的な環境改変と直接関係していて,加速しつつあり,過去75年で7倍増大していた。こうした動態によって相利共生生物が置かれた共進化環境が改変されており,また我々は,外来種は別の外来種と偏って相互作用することを見いだした。これらの過程は将来の生態系において生物の均一化を増幅させると考えられ,摂動の伝播を速めて異なる複数の生態系を類似の駆動要因にさらすことで生態系の復元力を低下させる可能性がある。今回の結果は,現在進行しつつある生態学的複雑性の均一化を管理することの重要性を強調している。Copyright Nature Japan KK 2020
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分類 (1件):
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異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (5件):
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