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J-GLOBAL ID:202002210799977196   整理番号:20A1075941

CARD6はTNFR1/TRAF2シグナル伝達の抑制を介して炎症反応と関節破壊を減弱することによりマウスにおけるコラーゲン誘発性関節リウマチに対して保護する【JST・京大機械翻訳】

CARD6 protects against collagen-induced rheumatoid arthritis in mice through attenuating the inflammatory response and joint destruction via suppression of TNFR1/TRAF2 signaling
著者 (3件):
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巻: 526  号:ページ: 1092-1099  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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関節リウマチ(RA)は,慢性炎症と骨破壊により特徴付けられる最も一般的な自己免疫疾患の1つである。しかし,RAに寄与する病因はまだ不明である。カスパーゼ動員ドメイン蛋白質6(CARD6)はCARDドメイン含有蛋白質の典型的メンバーであり,炎症に対する核因子κB(NF-κB)活性化に対する調節効果を示す。本研究では,RAにおける炎症性骨びらんの進行におけるCARD6の役割を,in vitroおよびin vivo実験を用いて検討した。in vitro結果は,CARD発現がリポ多糖類(LPS)により誘導された活性化マクロファージで著しくダウンレギュレートされ,炎症性サイトカインの時間依存的に増加した発現を伴うことを示した。特に,アデノウイルス(Ad)ベクターによるマクロファージにおけるCARD6過剰発現は,炎症性サイトカインおよびケモカインの発現レベルを有意に消失させた。著者らは,CARD6過剰発現抑制性炎症反応が腫瘍壊死因子受容体-1/腫瘍壊死因子受容体関連因子-2(TNFR1/TRAF2)シグナル伝達の遮断と関連し,その後NF-κB経路を阻害することを見出した。加えて,マクロファージにおけるLPS誘導アポトーシスも,AdCARD6感染により鈍化した。CARD6は炎症反応を軽減し,アポトーシス細胞死はTNFα刺激マクロファージにおいてさらに確認された。次に,in vivo研究は,アデノ随伴ウイルス(AAV)を用いたCARD6発現の促進が,関節炎の重症度を効果的に減弱し,組織病理学的損傷を改善し,コラーゲン誘発関節炎(CIA)マウスにおける骨浸食を妨げることを示した。さらに,関節試料における炎症誘発因子は,CARD6過剰発現を伴うCIAマウスにおいて顕著に減少した。それはTNFR1/TRAF2/NF-κBシグナル伝達経路のダウンレギュレーションに関連した。一方,CIAマウスの関節におけるアポトーシスもAAV-CARD6により改善され,明らかに切断されたカスパーゼ-3の発現低下により証明された。これらの結果は,CARD6がRA進行中に抗炎症および抗アポトーシス効果を有する可能性があることを明確に示唆し,したがって,将来のRA治療のための新しい治療標的として定義することができた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体の機能  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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