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J-GLOBAL ID:202002210830412734   整理番号:20A0127020

チモールはカタツムリCaucasotachea atrolabiataのニューロンにおける活動電位のバーストを引き起こす【JST・京大機械翻訳】

Thymol provokes burst of action potentials in neurons of snail Caucasotachea atrolabiata
著者 (2件):
資料名:
巻: 228  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0797A  ISSN: 1532-0456  CODEN: CBPCBB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フェノール性モノテルペンであるチモールは,その抗菌性,抗真菌性および抗酸化性に対して良く知られている。口腔ケア製品,医薬品及び化粧品の調製及び食品工業における広い使用にもかかわらず,ニューロン活性及び固有特性に及ぼすチモールの影響は十分に研究されていない。著者らは,カタツムリCaucasotachea atrolabiataの中枢ニューロンの自発活性と活動電位特性に及ぼすチモールの影響を研究した。チモール(1mM)は活動電位特性を変化させ,カタツムリアウト後に部分的に可逆的なカタツムリニューロンにおいててんかん様バースト発火を誘発した。バースト発火の前に,活動電位はより低い振幅と最大上昇勾配を有したが,閾値電圧は上昇した。これらの結果は,活動電位開始と脳卒中の基礎となるイオンチャンネルの阻害を示唆する。最大落下傾斜と後過分極もかなり減少し,カリウムチャンネルの阻害を示唆した。カタツムリニューロンでバースト発火を誘導することができないチモール(0.5mM)は,カリウムチャンネル遮断薬,テトラエチルアンモニウムと相乗的に作用し,バースト発火を誘導した。これはまた,発火パターンのチモール誘導変化に対するカリウムチャンネル阻害の重要性を支持した。チモール誘起バースト発火はナトリウムとカルシウム電流の両方に依存すると思われる。著者らの知見は,明らかにカルシウムおよびカリウム電流の阻害を含む,カタツムリの中心ニューロンの発火モードを変化させることにおけるチモールの能力に対する証拠を提供する。これらの結果は,チモールとイオンチャンネルとの相互作用をさらに支持し,この化合物に対する神経系の脆弱性を強調する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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中枢神経系 
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