文献

J-GLOBAL ID：202002210870892507   整理番号：20A2194074

興奮性伝達の生理学と形態学的相関はグルタミン輸送体SN1枯渇マウス前頭皮質で保存されている【JST・京大機械翻訳】

Physiology and Morphological Correlates of Excitatory Transmission are Preserved in Glutamine Transporter SN1-Depleted Mouse Frontal Cortex

著者 (7件)： Popek M. (Neurotoxicology Department, Mossakowski Medical Research Centre PAS, Warsaw, Poland) ,  Bobula B. (Department of Physiology, Maj Institute of Pharmacology PAS, Krakow, Poland) ,  Sowa J. (Department of Physiology, Maj Institute of Pharmacology PAS, Krakow, Poland) ,  Hess G. (Department of Physiology, Maj Institute of Pharmacology PAS, Krakow, Poland) ,  Frontczak-Baniewicz M. (Electron Microscopy Platform Mossakowski Medical Research Centre PAS, Warsaw, Poland) ,  Albrecht J. (Neurotoxicology Department, Mossakowski Medical Research Centre PAS, Warsaw, Poland) ,  Zielinska M. (Neurotoxicology Department, Mossakowski Medical Research Centre PAS, Warsaw, Poland)
資料名： Neuroscience  (Neuroscience)
巻： 446  ページ： 124-136  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0919A  ISSN： 0306-4522  CODEN： NRSCDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グルタミンは神経伝達物質グルタミン酸のアストログリア由来前駆体であり,そのアストログリアからニューロンへの移動は星状細胞およびニューロン部位上の異なるグルタミン輸送体によって制御される。本研究では,in vivo-モルホリノ技術がSN1蛋白質を減少させるのに用いられた対照マウスおよびマウスの脳切片においてex vivoでの電気生理学的パラメータを解析することにより,グルタミン酸作動性神経伝達の維持における星状細胞グルタミン流出仲介系N輸送体SN1の役割に焦点を当てた。グルタミン酸作動性伝達は,電気生理学的記録,ニューロン末端の超微細構造,およびグルタミン酸シナプス伝達に関連する蛋白質の決定,シナプトフィシン,シナプトタグミン,およびvit1Aによって特徴付けられた。SN1蛋白質の空間制限51,5%減少は,神経グルタミン輸送体SAT2の発現に影響しなかった。SN1枯渇は,電場電位(FPs)の減少,自発的および小型興奮性シナプス後電流(sEPSSCs/mEPSC)の不変の頻度をもたらし,長期増強(LTP)の減少傾向を示した。超微細構造的に,シナプス小胞の保存された数は,主に細胞体の中心に局在し,シナプス蛋白質の不変レベルと相関する。まとめると,本研究は,グルタミン酸作動性伝達がシナプスへのSN1媒介グルタミン移動と相対的に独立して進行することを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ニューロン ,  *興奮 ,  シナプス ,  神経伝達物質 ,  タンパク質 ,  前駆体 ,  シナプス小胞 ,  星状細胞 ,  長期増強 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： シナプトフィシン ,  シナプス伝達 ,  シナプトタグミン ,  ex vivo実験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 電気生理学 ,  グルタミン酸作動性伝達 ,  Slc38a3輸送体 ,  グルタミン ,  in vivo-モルホリノ ,  シナプス小胞

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (2件)： グルタミン ,  グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (10件)： 興奮性 ,  生理学 ,  形態学 ,  相関 ,  グルタミン ,  輸送体 ,  枯渇 ,  マウス ,  前頭皮質 ,  保存