抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スギ材における二酸化窒素(NO
2)収着機能には抽出成分,仮道管内表面及び含有水分が大きく寄与していると考えられているが,そのメカニズムの詳細は明らかになっていない。NO
2は大気汚染物質の一つであり,人体への健康被害も報告されていることから,居住空間に流入してくるNO
2を除去することは重要である。そして,スギ材のNO
2収着機能を最大限に活かすためには,各因子の影響を明らかにする必要がある。本研究では,異なる乾燥条件で処理したスギ心材のNO
2収着量について,水分の寄与に着目して検討した。結果,NO
2の収着は水分の存在によって高まり,抽出成分の存在によって更に高まることが強く示唆された。(著者抄録)