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J-GLOBAL ID:202002210923027770   整理番号:20A0176228

舶用ディーゼル機関へのアンモニア燃料の適用に関する基礎的研究

Fundamental Study on Application of Ammonia as a Fuel to Marine Diesel Engines
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  号: 198  ページ: 313-319(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: Z0837A  ISSN: 1347-1864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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CO2のような温室効果ガスの削減は地球温暖化を防ぐために強く望まれている。GHGの削減は,海洋部門でも取り組むべき緊急課題になってきた。多くの船舶が持つ内燃機関(ディーゼルエンジン)からのGHG低減のためには,天然ガス,バイオマス燃料,水素(H_2)などの代替燃料の使用が有望であると考えられ,そのような燃料を使用する研究が活発に行われている。このような燃料の中で,アンモニア(NH_3)は,炭素フリーで,水素より単位体積当たりのエネルギー密度が高く,大気圧では240K以下,大気温度では0.857MPa以上で液化されるので,アンモニア(NH_3)を選択した。混合燃焼システムを提案し,そこでは,アンモニアを吸入空気に混合し,液体燃料を空気-アンモニア混合物に注入し,シリンダ内で燃焼させた。このようなシステムは容易に改造できる。このシステムにおいて解決すべき課題は,アンモニアの低い着火性能とb)アンモニア中に含まれる窒素による高いNOx放出である。これらの問題を解決するために,実験とシミュレーションを行った。本論文では,単気筒エンジンを用いた試験により得られた実験結果と実験に関連するシミュレーション結果について報告する。実験において,温度の上昇が低い着火性能のために未燃焼アンモニアの漏れを減少させるのに有効であることを見出した。さらに,液体燃料の予噴射は,漏れアンモニアの低減にも有効であることが分かった。これらの効果はシミュレーションでも観測された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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圧縮点火機関  ,  燃焼一般 
引用文献 (3件):
  • 1. https://www.mlit.go.jp/common/001231681.pdf (2019 年 8 月参照)
  • 2. SIP「舶用ディーゼルエンジンへのアンモニア燃料利用に関する実験的検討」終了報告書 https://www.jst.go.jp/sip/dl/k04/end/team6-18.pdf (2019 年 8 月参照)
  • 3. SIP「舶用ディーゼルエンジンおよび蒸気タービンリパワリングへのアンモニア直接燃焼技術の適用に関する検討」最終報告書 https://www.jst.go.jp/sip/dl/k04/end/team6-17.pdf (2019 年 8 月参照)
タイトルに関連する用語 (4件):
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