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J-GLOBAL ID:202002210980119671   整理番号:20A2559087

イタリアの廃水中のCrassphage豊度と分子ウイルスマーカーとの相関【JST・京大機械翻訳】

CrAssphage abundance and correlation with molecular viral markers in Italian wastewater
著者 (9件):
資料名:
巻: 184  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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環境健康モニタリングのための現在の糞便指標は,主にウイルス病原体を正確に表示しない糞便指標細菌(FIB)に基づいている。下水汚染水中のウイルス病原体を表すために,非常に豊富で,ヒト関連ウイルス糞便指標が必要である。本研究では,2014年から2018年の間に採取した156のイタリアの廃水試料中の新興のウイルス糞便指標crAssファージの豊度を評価した。試料を2つの別々のウイルス濃度法を用いて収集し,グリシン-CFとPEG-デキストランとqPCRアッセイを,crAssファージ(CPQ56)とヒトポリオーマウイルス(HPyV)のために実行して,エンドポイントPCR分析をヒトボカウイルス(HBoc)とE型肝炎ウイルス(HepE)のために実行した。CrAssファージは試料の96%で検出され,濃度法(p=0.39)間のcrAssファージ豊度において統計的に有意な差は見られなかった。また,CrAssファージ濃度は,廃水処理プラントの位置(緯度)またはサイズ(負荷および容量)と相関しなかった。グリシン-CFおよびPEG-デキストラン法によるHPyV検出率は,それぞれ64%および100%であり,HPyVの濃度は,濃度法(p<0.0001)によって統計的に有意な影響を受けた。両濃度法(p<0.0001)に対して,HPyVよりも有意に高い濃度でCrAsファージを測定した。観察された濃度範囲は,crAssファージで3.84~7.29log_10GC/100mL,HPyVで3.45~5.17log_10GC/100mLであった。両濃度法に対して,crAssファージとHPyV存在量の間には強い正相関があった。しかし,相関の勾配は濃度法に依存した。CrAssファージ存在はグリシン-CFで濃縮した試料中のHBocの存在と相関したが,PEG-デキストラン法またはHepEの存在で濃縮したHBocの存在とは相関しなかった。全体として,これらの結果は,crAssファージがヒトウイルス病原体(例えばHPyV)と統計的に有意な相関を有する廃水中の豊富なウイルス糞便指標であり,ウイルス濃度法が糞便ウイルス指標検出の解釈に影響することを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物検査法  ,  水質調査測定一般 

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