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J-GLOBAL ID：202002210991499213   整理番号：20A2439839

測定とモンテカルロシミュレーションによるメガボルト光子ビームにおけるケーブル効果の推定【JST・京大機械翻訳】

Estimation of the cable effect in megavoltage photon beam by measurement and Monte Carlo simulation

著者 (13件)： Yamauchi Ryohei (Department of Radiation Oncology, St. Luke’s International Hospital, 9-1 Akashi-cho, Chuo-ku, Tokyo, 104-8560, Japan) ,  Yamauchi Ryohei (Graduate School of Human Health Sciences, Tokyo Metropolitan University, 7-2-10 Higashi-ogu, Arakawa-ku, Tokyo, 116-0012, Japan) ,  Igari Mitsunobu (Department of Radiation Oncology, International Medical Center, Saitama Medical University, 1397-1, Yamane, Hidaka-City, Saitama, 350-1298, Japan) ,  Kasai Yuya (Division of Radiation, National Hospital Organization Tokyo National Hospital, 3-1-1 Takeoka, Kiyose-City, Tokyo, 204-8585, Japan) ,  Hariu Masatsugu (Department of Radiation Oncology, Saitama Medical Center, Saitama Medical University, 1981 Kamoda, Kawagoe City, Saitama, 350-8550, Japan) ,  Suda Yuhi (Graduate School of Human Health Sciences, Tokyo Metropolitan University, 7-2-10 Higashi-ogu, Arakawa-ku, Tokyo, 116-0012, Japan) ,  Suda Yuhi (Department of Radiotherapy, Tokyo Metropolitan Cancer and Infectious Diseases Center Komagome Hospital, 3-18-22 Honkomagome, Bunkyo-ku, Tokyo, 113-8677, Japan) ,  Kawachi Toru (Department of Radiation Oncology, Chiba Cancer Center, 666-2 Nitona-cho, Chuo-ku, Chiba, 260-8717, Japan) ,  Katayose Tetsurou (Department of Radiation Oncology, Chiba Cancer Center, 666-2 Nitona-cho, Chuo-ku, Chiba, 260-8717, Japan) ,  Mizuno Norifumi (Department of Radiation Oncology, St. Luke’s International Hospital, 9-1 Akashi-cho, Chuo-ku, Tokyo, 104-8560, Japan) ,  Miyasaka Ryohei (Graduate School of Human Health Sciences, Tokyo Metropolitan University, 7-2-10 Higashi-ogu, Arakawa-ku, Tokyo, 116-0012, Japan) ,  Miyasaka Ryohei (Department of Radiation Oncology, Chiba Cancer Center, 666-2 Nitona-cho, Chuo-ku, Chiba, 260-8717, Japan) ,  Saitoh Hidetoshi (Graduate School of Human Health Sciences, Tokyo Metropolitan University, 7-2-10 Higashi-ogu, Arakawa-ku, Tokyo, 116-0012, Japan)
資料名： Medical Physics  (Medical Physics)
巻： 47  号： 10  ページ： 5324-5332  発行年： 2020年 
JST資料番号： A1258A  ISSN： 0094-2405  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PURPOSE:イオン化チャンバはメガ電圧光子ビームによる線量測定に広く用いられている。ケーブル効果,極性効果,およびイオン再結合損失を含む電離箱のいくつかの特性を標準線量測定プロトコルで記述した。ケーブル効果は漏れ電流とCompton電流として分類され,これらの因子の注意深い考察は参照線量測定だけでなく大きな分野でも記述された。しかし,ケーブルにおけるCompton電流の機構は,完全には調査されていない。6MV X線ビームにおける電離箱のケーブル効果を測定で評価し,Compton電流の機構をモンテカルロシミュレーションによって研究した。材料と方法:同じタイプのマウントケーブルを有する4つのPTWイオン化チャンバー(TM30013,TM31010,TM31014,TM31016)を,出力因子(OPF)とケーブル効果測定を測定するために使用した。OPFを測定し,ケーブル効果に起因する変化を観察した。ケーブル効果を漏洩電流とCompton電流に対して別々に評価し,ケーブル長さ当たりの水への吸収線量当たりの電荷を新しく提案した方法によって推定した。コアワイヤにおける電子と陽電子の挙動を解析し,光子ビームのCompton電流をモンテカルロシミュレーションによって推定した。【結果】OPF測定において,極性による電気計読み取りの差はミニまたはマイクロチャンバで明らかとなり,その差はより小さなイオン化体積のチャンバで大きくなる傾向があった。ケーブル効果測定に対して,ケーブル効果に対する漏れ電流の寄与は無視でき,一方,Compton電流が支配的であった。ケーブル長当たりの水への吸収線量当たりのコンプトン電流による電荷は,PTW電離箱に対して0.36±0.03pCGy-1cm-1と見積もられた。結果として,電計の読み取りに対するコンプトン電流の寄与は,ファーム型で0.002%cm-1,走査で0.011%cm-1,マイクロチャンバで0.088%cm-1であった。シミュレーションにより,MV x線に対するCompton電流がCompton散乱による反跳電子だけでなく,対生成による陽電子によっても説明できると決定した。流出と流入電荷の差によって推定したCompton電流は0.45pCGy-1cm-1であり,測定値と同等であった。結論:漏洩電流とCompton電流を含むケーブル効果は,測定からいくつかのチャンバに対して定量的に推定され,Compton電流の機構はモンテカルロシミュレーションによって調査された。コンプトン電流がケーブル効果の支配的成分であり,その電荷は,電離箱体積に関係なく,一貫して正であり,ほぼ同じであると決定した。電計読み取りに対するCompton電流の寄与をチャンバに対して推定した。コンプトン電流の機構を解析し,コンプトン電流が,流出と流入電荷の差から,コアワイヤから,そして,コアワイヤから推定されることを確認した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Compton散乱 ,  イオン化 ,  対生成 ,  電圧 ,  電荷 ,  電離箱 ,  電流 ,  陽電子 ,  *ケーブル ,  線量測定 ,  漏れ電流 ,  *光子ビーム ,  吸収線量 ,  *モンテカルロシミュレーション ,  チャンバ ,  計測 ,  *ビーム

著者キーワード (5件)： ケーブル効果 ,  Compton電流 ,  線量測定 ,  電離箱 ,  漏れ電流

分類 (2件)： 線量計測・計測器  (AD08050Q) ,  電線・ケーブル  (NA05020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： モンテカルロシミュレーション ,  ボルト ,  光子ビーム ,  ケーブル ,  推定