抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の右心機能に対する心臓Tei指数の評価価値を検討し、血漿脳ナトリウム利尿ペプチド(BNP)含有量を測定することで、適切なオフライン抜管タイミングを探る。方法;症例対照研究を採用し、寧波市第九病院で2018年1月から6月まで入院したCOPD患者92例を研究対象とした(その中に重症呼吸困難を伴う気管挿管患者43例)。右心不全群(A群)48例と非右心不全群(B群)44例に分けた。健常者45例を健康対照群とした。3群の心臓Tei指数を心エコーにより測定し,COPD患者の心臓Tei指数の変化を治療前後に比較した。COPD患者の機械換気時間と機械換気時の血漿BNP濃度(BNP1)、機械的通気の3日目の血漿BNP濃度(BNP2)を観察し、両者の差(BNP3)を計算した。COPDの急性増悪患者の機械換気ガイドラインに従ってオフライン成功とオフライン失敗群を区別し、ROC曲線を描き、抜管タイミングを分析した。結果;治療後,両群のCOPD心臓のTei指数[(0.62±0.13),(0.47±0.08)]は治療前[(0.91±0.06),(0.75±0.16)]より下がった(非右心不全群;t=9.26,右心不全群;t=8.33,P<0.01)。抜管成功群と失敗群の血漿BNP1はBNP2[抜管成功群]より明らかに高かった。(532.5±21.4)ng/L対(254.3±19.6)ng/L,t=5.37,P<0.05;抜管失敗群;(721.2±26.2)ng/L対(458.2±41.4)ng/L,t=6.32,P<0.05];BNPが327ng/Lの場合,抜管成功を予測する感度は97%(46/47),特異度は51%(12/23)であった。結論:心臓のTei指数の検査はCOPD患者の右心機能情況を早期に評価でき、リアルタイムの中手制御の治療効果及び予後を予測し、人工呼吸時のBNPと挿管の3日目のBNPレベル及びその差がCOPD患者のオフライン抜管タイミングを有効に予測できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】