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J-GLOBAL ID：202002211036180587   整理番号：20A1395400

ハウスホールド・モデルに基づく耕作放棄地発生要因に関する実証分析

Empirical Analysis on Factors of Land Abandonment based on Household Model

著者 (2件)： 岡村伊織 (神戸大学) ,  草苅仁 (神戸大学)
資料名： 農業経済研究(Web)  (Journal of Rural Economics (Web))
巻： 91  号： 3  ページ： 355-359(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0712A  ISSN： 2188-1057  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,日本における農地放棄を誘導する因子を調べることを目的とした。第1に,ハウスホールドモデルを採用して,どの因子が農地の派生需要に影響するのか,そしてどうしてそのようになったのかを検証した。第2に,著者らは,経験的モデルを,ハウスホールドモデルの妥当性の評価のために推定し,耕作放棄地を動かす要因を調査した。理論的および経験的結果から,農村地帯における労働の供給が制限される場合,農村地帯における劣化が農地の派生需要を減少させ,その結果,農地放棄を引き起こすことが示された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *土地利用 ,  休閑地 ,  *人間行動 ,  *経済分析 ,  *農地 ,  農業経営 ,  農村 ,  労働力 ,  人的資源 ,  労働者 ,  需要 ,  耕作放棄 ,  実証分析
準シソーラス用語： *ハウスホールドモデル ,  派生需要

著者キーワード (3件)： 農地放棄 ,  家庭モデル ,  不完全な労働市場

分類 (3件)： 農業一般  (FB01010A) ,  産業経済  (KA02000Y) ,  職務・職能管理一般  (KA04010X)

引用文献 (13件)：

• 1 安藤光義 (2012) 『農業構造変動の地域分析-2010年センサス分析と地域の実態調査-』 農山漁村文化協会.
• 2 Benjamin, B. D. (1992) Household Composition, Labor Markets, and Labor Demand : Testing for Separation in Agricultural Household Models, Econometrica 60(2) : 287-322. http://doi.org/10.2307/2951598.
• 3 Deininger, K. and S. Jin (2008) Land Sales and Rental Markets in Transition : Evidence from Rural Vietnam, Oxford Bulletin of Economics and Statistics 70(1) : 67-101. http://doi.org/10.1111/j.1468-0084.2007.00484.x.
• 4 橋口卓也 (2008) 『条件不利地域の農業と政策』 農林統計協会.
• 5 Ito, J., M. Nishikori, M. Toyoshi, and H. N. Feuer (2016) The Contribution of Land Exchange Institutions and Markets in Countering Farmland Abandonment in Japan, Land Use Poilcy 57 : 582-593. http://doi.org/10.1016/j.landusepol.2016.06.020.

タイトルに関連する用語 (5件)： ハウス ,  モデル ,  耕作放棄地 ,  発生要因 ,  実証分析