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J-GLOBAL ID：202002211165174699   整理番号：20A0528162

CSGIの構成的発現はキクにおける抗Florigen誘導の光感受性相を変化させることにより開花の臨界夜間長を変化させる【JST・京大機械翻訳】

Constitutive expression of CsGI alters critical night length for flowering by changing the photo-sensitive phase of anti-florigen induction in chrysanthemum

著者 (4件)： Oda Atsushi (Institute of Vegetable and Floriculture Science, National Agriculture and Food Research Organization (NARO), Kannondai, Tsukuba, Ibaraki, 305-8517, Japan) ,  Higuchi Yohei (Institute of Vegetable and Floriculture Science, National Agriculture and Food Research Organization (NARO), Kannondai, Tsukuba, Ibaraki, 305-8517, Japan) ,  Higuchi Yohei (Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo, Yayoi, Bunkyo-ku, Tokyo, 113-8657, Japan) ,  Hisamatsu Tamotsu (Institute of Vegetable and Floriculture Science, National Agriculture and Food Research Organization (NARO), Kannondai, Tsukuba, Ibaraki, 305-8517, Japan)
資料名： Plant Science  (Plant Science)
巻： 293  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0945B  ISSN： 0168-9452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アイルランド (IRL)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キクは典型的な短日(SD)開花植物であり,成功裏に開花するために重要な最小期間より長い夜間を必要とする。野生の二倍体キク(キク科)において,FLOWERING LOCUS T様3(FTL3)とANTI-FLORIGENIC FT/TFL1 FAMILY PROTEIN(AFT)を,それぞれflゲンと抗flゲンと同定した。これらの蛋白質,CsFTL3およびCsAFTを産生する遺伝子の発現は,それぞれSDまたは非誘導性光周期の下で葉に誘導され,それらの間のバランスは花の遷移および開花の進行を決定する。しかし,CsFTL3とCsAFTはキクにおける開花のための重要な夜間長さを定義するためにどのように調節されているかは不明である。本研究では,C.semicuspe(CSGI)の概日時計関連遺伝子GIGANTEA(GI)に焦点を当て,CSGI(CsGI-OX)を過剰発現するトランスジェニックC.seticuspe植物を作成した。強い誘導性SD(8L/16D)光周期下では,野生型とCsGI-OX植物の両方において,花の遷移がほとんど同時に起こった。しかし,中程度の誘導性(12L/12D)光周期下では,CsGI-OX植物における花転移は強く抑制され,開花に対する臨界夜長はCsGI-OX植物に対して長くなることを示唆した。12L/12D光周期の下で,CsAFTはCsGI-OX植物で上方制御された。夕方後10時間の夜の中断(NB)は野生型植物における開花を阻害する最も効果的な時間であったが,NBに対する最も有効な時間はCsGI-OX植物において播種(12及び14時間後)に延長した。野生型植物において,赤色光パルスは最大CsAFT発現を誘導したが,CsAFTが赤色光により誘導される時間周期の長さはCsGI-OX植物における主観的夜明けまで延長された。従って,CsGI-OX植物はCsAFTのより低いレベルを維持するためにより長い暗期を必要とし,開花のためのそれらの臨界夜長はこのように長くなった。これらの結果は,CSGIがキクにおける光によるCsAFT誘導のためにゲートを形成することを通して,光周期的開花の制御において重要な役割を持つことを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 日周期 ,  キク科 ,  消炎作用 ,  *開花 ,  *臨界 ,  二倍体 ,  パルス ,  アップレギュレーション ,  遺伝子 ,  赤色光 ,  野生型 ,  タンパク質 ,  暗期 ,  概日時計 ,  明期

著者キーワード (7件)： 抗炎症性FT/TFL1ファミリー蛋白質(AFT) ,  キク ,  概日リズム ,  臨界夜間長 ,  開花 ,  Gigantea(GI) ,  ゲート

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 構成的発現 ,  キク ,  誘導 ,  光感受性 ,  開花 ,  臨界 ,  夜間