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J-GLOBAL ID：202002211191930241   整理番号：20A2219441

軽度の外傷性脳損傷を規定した軽度外傷性脳損傷患者における血腫拡大に対するデスモプレシンの役割【JST・京大機械翻訳】

The Role of Desmopressin on Hematoma Expansion in Patients with Mild Traumatic Brain Injury Prescribed Pre-injury Antiplatelet Medications

著者 (8件)： Barletta Jeffrey F. (College of Pharmacy, Midwestern University, Glendale, AZ, USA) ,  Abdul-Rahman Diana (Neurocritical Care Stroke of Arizona, Phoenix, AZ, USA) ,  Hall Scott T. (Department of Pharmacy Services, HonorHealth John C. Lincoln Medical Center, Phoenix, AZ, USA) ,  Mangram Alicia J. (Department of Trauma, HonorHealth John C. Lincoln Medical Center, Phoenix, AZ, USA) ,  Dzandu James K. (Department of Trauma, HonorHealth John C. Lincoln Medical Center, Phoenix, AZ, USA) ,  Frontera Jennifer A. (NYU School of Medicine, New York, NY, USA) ,  Zach Victor (Neurocritical Care Stroke of Arizona, Phoenix, AZ, USA) ,  Zach Victor (School of Osteopathic Medicine, A.T. Still University, Phoenix, AZ, USA)
資料名： Neurocritical Care  (Neurocritical Care)
巻： 33  号： 2  ページ： 405-413  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4798A  ISSN： 1541-6933  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景/目的:デスモプレシン(DDAVP)は,外傷性脳損傷(TBI)患者における抗血小板薬反転のために示唆されてきたが,臨床転帰に対するその効果を記述するデータは限られている。本研究の目的は,前損傷抗血小板薬を処方されたTBI患者における血腫拡大と血栓症に対するDDAVPの効果を評価することであった。方法:著者らのレベルI外傷センターに入院し,2012年7月,2012年5月,2018年5月の間に前損傷抗血小板薬を処方した成人患者を,後ろ向きに同定した。DDAVP用量<0.3mcg/kg,またはコンピュータ断層撮影(CT)スキャンでの脳出血のエビデンスがないならば,入院の入院期間が<24時間であるならば,患者は,入院の入院期間が<24時間であるならば除外した。患者をDDAVPの使用に基づいて層別化し,血腫拡大の発生率を群間で比較した。血栓イベントを二次転帰としてレビューした。多変量解析を用いて交絡変数を制御した。結果:分析に含めた202人の患者のうち,158人(78%)はDDAVPを受けた。平均年齢は76±12歳であった。最も一般的な傷害機構は,転倒(76%)であった。69%は急性硬膜下血腫を有し,49%は多コンパートメント出血があった。最初のグラスゴー昏睡スコアは,患者の91%で13と15の間であった。アスピリンは,処方された最も一般的な抗血小板処方(N=151,75%)であり,続いて二重抗血小板処方(N=26,13%)とアデノシン二リン酸(ADP)受容体阻害剤(N=25,12%)が続いた。血腫拡大の発生率は,DDAVPを受けなかった患者に対して,それぞれ14%と30%であった(p=0.015)。年齢,傷害重症度スコア,マルチコンパートメント出血,および前損傷高用量アスピリン(>81mg),ADP受容体阻害剤,経口抗凝固薬,プロトロンビン複合体濃縮物または血小板の多変量解析における制御の後,DDAVPと血腫拡張の間の関連は,有意だった(調整OR 0.259[95%CI 0.103~0.646],p=0.004)。血栓イベントは2群間で類似していた(DDAVP,2.5%,DDAVP,4.5%;p=0.613)。結論:DDAVPは,前損傷抗血小板薬を処方された軽度TBI患者における血腫拡大のより低い発生率と関連していた。これらの結果から,この適応に対するDDAVPの役割をさらに評価するための無作為化比較試験が正当化された。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature and Neurocritical Care Society 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 多変量解析 ,  血小板 ,  血栓症 ,  出血 ,  プロトロンビン ,  層別 ,  昏睡 ,  *血腫 ,  血小板凝集阻害薬 ,  計算機トモグラフィー ,  ランダム化比較試験 ,  入院期間 ,  脳出血 ,  脂肪酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： 経口抗凝固薬 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： デスモプレシン ,  アスピリン ,  血小板凝集阻害薬 ,  外傷性脳損傷 ,  血腫 ,  脳内出血

分類 (2件)： 外傷一般  (GD02010O) ,  神経系の疾患  (GN03000O)

物質索引 (1件)： アスピリン

タイトルに関連する用語 (9件)： 軽度 ,  外傷性脳損傷 ,  規定 ,  軽度外傷性脳損傷 ,  患者 ,  血腫 ,  拡大 ,  デスモプレシン ,  役割