抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:ベーチェット症候群ブドウ膜炎(BU)の臨床特徴をまとめる。方法:遡及的シリーズ症例研究。1998年1月から2015年11月まで北京協和病院眼科ブドウ膜炎専門グループのBU患者を収集し、臨床資料を整理した。BUの臨床表現、合併症、最適矯正視力(最小識別角対数視力)及び薬物治療プランをまとめた。異なる経過の視力変化状況及び生物製剤治療前後のBU再発回数を分析した。χ2検定及びWilcoxon符号ランク検定を用いて統計学的分析を行った。結果:合計132例(233眼)のBU患者は,男性104例(78.8%),女性28例(21.2%)で,性別分布に有意差があった(χ2=43.76,P<0.01)。BU発病年齢は(28.9±8.7)歳で、主に2140歳(102例、77.3%)に集中した。口腔潰瘍(132例,100.0%),皮膚病変(103例,78.0%),外陰潰瘍(90例,68.2%),関節関与(44例,33.3%)及び鍼反応陽性(39例,29.5%)はBU前5位眼外表現であった。患者の両眼は(101例,76.5%),全ブドウ膜炎(110例,83.3%)は最も主要なブドウ膜炎型であった。合計188眼(80.7%)に合併症が見られ、最もよく見られる眼前、後節の合併症はそれぞれ併発性白内障(58.8%、137/233)及び黄斑浮腫(59.1%、114/193)であった。病気の8年前,患者の視力は下降傾向を呈し,病気の8年目に,20.9%(9/43)の眼の矯正視力が0.3,39.5%(17/43)の患眼の最適な矯正視力は>1.0であった。97.0%(128/132)の患者はグルココルチコイド併用免疫抑制剤治療を受けた。16例の頑固性BUは生物製剤(腫瘍壊死因子拮抗剤或いはインターフェロンα)を服用した後、BU再発頻度が著しく減少し、4.0(1.0、5.5)回/年から0.5(0.0、1.5)回/年まで減少し、統計学的有意差があった(Z=-2.81、P=0。005).結論:BUは青壮年男性に多く見られ、両眼によく見られるが、主に全ブドウ膜炎である。患者の眼部合併症は非常によく見られ、視力が厳重に損なわれた。糖質コルチコイド連合免疫抑制剤は多くの情況下で眼内炎症性反応をコントロールできるが、頑固性ブドウ膜炎に対して、生物製剤の応用は比較的に良い治療効果を得ている。(中華眼科雑誌,20,56:217-223)Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】