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J-GLOBAL ID:202002211197205818   整理番号:20A0176833

アカマダラケシキスイ成虫(コウチュウ目:ケシキスイ科)の雌雄にみられる分布様式と嗅覚反応の差異

Sex Differences in the Distribution and Olfactory Response of the Sap Beetle, Phenolia(Lasiodites)picta(Coleoptera: Nitidulidae)
著者 (2件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 175-180(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0918A  ISSN: 0021-4914  CODEN: NIPTAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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樹液甲虫類,アカマダラケシキスイ{Phenolia(Lasiodites) picta(MacLeay)(コウチュウ目:ケシキスイ科)}は,落下したウメ(Prunus mume)を食べる害虫である。成虫の空間分布と移動パターンを知ることは,この種の適切な管理方法の開発に寄与するものと考えられる。著者らは,2015年と2016年の初夏の果樹園で,落下した成熟ウメ果実各個について成虫数を数えた。次に,密度との関連のない分布パターンの指標である,森下のIδ指数を計算したところ,雌では1.31,雄では0.62,雌・雄合算では1.15であった。これらの指数から,雌と雄がそれぞれ凝集し均一な分布をすることが示唆された。分布パターンに影響を及ぼす性フェロモンあるいは集合フェロモンを用いているかどうかを調べるために,プラスチック容器内での食品に対する雌雄別の嗅覚反応と他の個体のY管嗅覚計による嗅覚反応を調査した。雄は雌に有意に誘引されたが,雌は雄よりも食品に対して強い応答を示した。これらの結果から,食品と交尾相手の要求性における性差が,圃場における異なる分布パターンを引き起こしていることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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個体群生態学  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  果樹 
引用文献 (13件):

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