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J-GLOBAL ID:202002211208830870   整理番号:20A0459253

バリア脂質ω-O-アシルセラミドの形成による魚鱗症原因遺伝子FATP4による皮膚透過性障壁形成【JST・京大機械翻訳】

Skin permeability barrier formation by the ichthyosis-causative gene FATP4 through formation of the barrier lipid ω-O-acylceramide
著者 (5件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 2914-2922  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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表皮特異的脂質アシルセラミドは皮膚における透過性バリアの形成において中心的役割を果たす。その合成の抑止により,皮膚障害が生じた。しかしながら,アシルセラミド合成経路はまだ完全には解明されていない。すなわち,この経路に関与するアシルCoAシンテターゼ(ACS)は同定されていない。ここで,著者らは,それが,魚卵症前成熟症候群(IPS)の原因遺伝子であるFATP4/ACSVL4によってコードされると仮定した。in vitro実験は,FATP4がアシルセラミド合成経路の中間体であるω-ヒドロキシ脂肪酸(FA)に対してACS活性を示すことを明らかにした。FATP4ノックアウト(KO)マウスは表皮において重篤な皮膚バリア機能障害と形態異常を示した。Fatp4 KOマウスにおけるアシルセラミドの総量は野生型マウスの約10%に減少した。飽和した非アシル化セラミドにおいて,減少したレベルと鎖長の短縮が観察された。FAレベルは,Fatp4 KOマウスの表皮で減少しなかった。FA伸長酵素ELOVL1の発現レベルは,Fatp4 KO表皮で低下し,飽和した非アシル化セラミドの減少と短縮を部分的に説明した。アシルセラミド量の減少も,FATP4ノックダウンによりヒトケラチン細胞で観察された。これらの結果から,IPS患者とFatp4 KOマウスで観察された皮膚バリア機能障害は主にアシルセラミド産生の減少により引き起こされると結論した。著者らの発見は,アシルセラミド合成とIPS病理を支配する分子機構をさらに解明する。Copyright 2020 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能 

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