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J-GLOBAL ID:202002211382052767   整理番号:20A0786300

カチオン性共有結合有機骨格に基づく全固体電解質【JST・京大機械翻訳】

Cationic covalent organic framework based all-solid-state electrolytes
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 1164-1173  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2466A  ISSN: 2052-1537  CODEN: MCFAC5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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良く制御された構造と高度に整列したチャネルを有する共有結合有機骨格(COF)は,イオン運動のための良好な条件を提供することができた。今日まで,中性骨格を有するCOFは良く設計され,合成されているが,荷電特性(イオン-COF)を有するCOFの報告は限られている。イオン-COFは骨格に電荷特性を有し,これらのユニークな特徴はリチウムイオン伝導のための固体電解質としてそれらを良好な候補材料にする。ここで,著者らは,Schiff塩基反応により新しいカチオン性COF(Im-COF-Br)を構築する構築ブロックとしてイミダゾリウム系単量体を用いた。これは,COF骨格中の正に荷電した特性,調整可能な対アニオン,および報告されたCOF(5.57nm)の中の最大細孔サイズを有する。イオン交換戦略を採用することにより,対イオンBr-をビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(TFSI-)イオンにより置換し,リチウムイオン伝導率を改善するために良好な適合性を有するCOFベース材料を与えた。その結果,Im-COF-TFSI系電解質は高いリチウムイオン伝導率(353及び423Kで4.64×10~4及び4.04×10~3Scm-1)及び良好な熱安定性を有し,電極との良好な接触及びLi金属との安定な界面を有した。さらに,組み立てたLi/Im-COF-TFSI@Li/LiFePO_4全固体Liイオン電池は,初期放電容量123.3mAhg(-1)を示し,353Kで100サイクル後に91.6%の容量を保持した。本研究は,リチウムイオン電池用の固体電解質における望ましい材料として利用できる新しいタイプのイオンCOFを構築するための戦略を提供する可能性がある。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  固体中の拡散一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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