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J-GLOBAL ID：202002211401660563   整理番号：20A2738959

AlN-WCセラミックスの合成と機械的性質

Synthesis and Mechanical Properties of AlN-WC Ceramics

著者 (7件)： 関根崇 (秋田県産業技術センター) ,  関根崇 (秋田大学大学院理工学研究科) ,  仁野章弘 (秋田大学大学院理工学研究科) ,  菅原靖 (秋田県産業技術センター) ,  杉山重彰 (秋田県産業技術センター) ,  大口健一 (秋田大学大学院理工学研究科) ,  泰松斉 (秋田大学大学院理工学研究科)
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 67  号： 10  ページ： 581-587(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： AlN-WCおよびAlN-Y₂O₃複合材料セラミックスを,焼結温度1873Kおよび1973Kにおいて抵抗加熱ホットプレス法で調製した。AlN結晶粒はWCをAlN中に添加することで良好に互いに結合した。W₂Cタイプ相がAlNセラミックスへのWC添加によって生成した。AlN-WCセラミックスの嵩比重はWC量の増加と共に増大し,1873Kでの10~50mol%WCおよび1973Kでの1~50mol%WC含有セラミックスにおいて計算した密度と良好に一致した。AlN-WCセラミックスについてのYoung率はWC量の増加とともに増加し,50mol%WCで470GPaに達した。AlNセラミックスへのWCの添加は機械的性質,Vickers硬度および破壊靱性の両方を改善した。AlN-50mol%WCセラミックは,最高のVickers硬度と破壊靱性,それぞれ,17GPaと5.9MPam^0.5を持った。AlN-WCセラミックスの熱伝導率は1~50mol%WCでほぼ一定で,40と60Wm^-1K^-1の範囲であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *窒化アルミニウム ,  炭化タングステン ,  *セラミック ,  *複合材料 ,  ホットプレス ,  押込硬さ ,  *破壊靱性 ,  熱伝導率 ,  *セラミックス複合材料

著者キーワード (10件)： 窒化アルミニウム ,  炭化タングステン ,  複合材料 ,  微細構造 ,  機械的性質 ,  窒化アルミニウム ,  炭化タングステン ,  複合材料 ,  微細構造 ,  機械的性質

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

引用文献 (23件)：

• 1) K. Komeya, H. Inoue, A. Tsuge: Yogyo Kyokaishi, 69 (1981) 58-64.
• 2) Y. Kurosawa, K. Utumi, H. Takamizawa: J. Am. Ceram. Soc., 71 (1988) 588-594.
• 3) P. S. de Baranda, A. K. Knudesen, E. Ruh: J. Am. Ceram. Soc., 76 (1993) 1751-1760.
• 4) P. S. de Baranda, A. K. Knudesen, E. Ruh: J. Am. Ceram. Soc., 77 (1994) 1846-1850.
• 5) Y. D. Yu, A. M. Hundere, R. Hoier, R. E. D. Borkowski, M. A. Einarsrud: J. Eur. Ceram. Soc., 22 (2002) 247-252.

タイトルに関連する用語 (2件)： セラミックス ,  機械的性質