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J-GLOBAL ID:202002211402982151   整理番号:20A0406202

Bacillus sp.により生産されたバイオサーファクタントを用いた炭素鋼ST37に対する微生物影響腐食の抑制【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of microbial influenced corrosion on carbon steel ST37 using biosurfactant produced by Bacillus sp.
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 115405 (10pp)  発行年: 2019年 
JST資料番号: W5570A  ISSN: 2053-1591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物膜に関連する微生物影響腐食は産業における主要な問題の一つである。それは,急速な材料劣化のために装置とインフラストラクチャに損害を引き起こし,しばしばパイプライン故障をもたらす。パイプラインの故障は大きな経済的損失と環境問題につながる。合成化学殺生物剤は,腐食を防ぐために一般的に使用されているが,パイプに対する事前のバイオフィルムに対しては効果的ではなく,環境に対して毒性がある生物膜を防ぎ,根絶するために,土着の石油貯留層細菌Bacillus sp.によって生産されたバイオサーファクタントを用いて,新しい抗菌剤を開発している。本研究は,油層から分離したバイオフィルム形成細菌に対するバイオサーファクタントの最小阻害濃度(MIC),最小生物膜阻害濃度(MBIC),および最小生物膜根絶濃度を決定し,バイオフィルム群集構造に及ぼす影響および炭素鋼ST37の腐食速度を阻害する能力を決定することを目的とした。MIC,MBICおよびMBEC50を,ブロスマクロ希釈技術を用いて測定し,生物膜群落構造を,全平板計数法を用いて分析し,そして,鋼の腐食速度を,重量損失法を用いて測定した。SEM-EDSを用いて,バイオフィルムと腐食鋼表面も可視化した。本研究から,MIC,MBIC及びMBEC50値はそれぞれ62.5;31.25;500μg ml-1。バイオサーファクタントは,炭素鋼ST37表面へのPseudomonas sp.1およびPseudomonas sp.2付着を阻害することができ,また,鋼表面上に予め形成されたバイオフィルムを根絶することができる。また,本研究は,バイオ界面活性剤処理の結果として,炭素鋼ST37における腐食速度の減少を示した。MBIC値に基づく4.56×10~-4mm~-1~3.31×10~-4mm-1,MBEC値における生物膜根絶後の5.18×10~-5mm~-1から2.7×10~-5mm年-1であった。結果は,本研究におけるバイオサーファクタントが新しい抗腐食剤のための良い候補であることを示した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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腐食  ,  パイプライン輸送  ,  腐食基礎理論,腐食試験  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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