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J-GLOBAL ID：202002211440088494   整理番号：20A1856865

ヒノキ人工林における地上型レーザースキャナを用いた樹木サイズの計測-間伐履歴や林分条件が計測誤差に与える影響-

Effects of stand condition and history on measurement errors for tree size using terrestrial laser scanning in Chamaecyparis obtusa man-made forests

著者 (8件)： 西園朋広 (森林総合研 森林管理研究領域) ,  細田和男 (森林総合研 森林管理研究領域) ,  福本桂子 (森林総合研 森林管理研究領域) ,  山田祐亮 (森林総合研 森林管理研究領域) ,  高橋正義 (森林総合研 森林管理研究領域) ,  齋藤英樹 (森林総合研 森林管理研究領域) ,  北原文章 (森林総合研 森林管理研究領域) ,  小谷英司 (森林総合研 東北支所)
資料名： 森林計画学会誌  (Japanese Journal of Forest Planning)
巻： 54  号： 1  ページ： 37-44  発行年： 2020年08月12日 
JST資料番号： L1412A  ISSN： 0917-2017  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3つの間伐試験地(ヒノキ人工林,10試験区)において,地上型レーザースキャナ(TLS)を用いて樹木サイズを計測した。計測には森林3次元計測システムOWL(アドイン研究所)を用いた。その結果,TLSによって胸高直径は良好に計測されたが,樹高・材積は過小に計測された。サイズ別にみると,樹高・材積は小サイズで適切に計測される場合が多く,大サイズで過小に計測された。また,傾斜が急な林分では樹高計測の過小傾向が緩和される可能性があること,間伐等の攪乱履歴の違いが樹高計測の誤差分布に差異を生じさせることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： ヒノキ ,  人工林 ,  *レーザスキャナ ,  *森林調査 ,  *測定誤差 ,  *三次元測定 ,  計測システム ,  胸高直径 ,  樹高 ,  材積 ,  傾斜 ,  間伐
準シソーラス用語： 地上型レーザースキャナ

分類 (2件)： 測樹学  (FF01040T) ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O)

引用文献 (11件)：

• 千葉幸弘(2017)地上レーザー計測による森林調査のこれから. 森林科学80, 32-35.
• 千葉幸弘(2018)可搬型レーザー計測装置による森林調査の計測精度. 関東森林研究69(2), 195-198.
• 細田和男・西園朋広・小谷英司・北原文章(2019)標準樹高曲線の実現可能性の検討. 日林学術講130, 110.
• 細田和男・西園朋広・佐野真琴・高橋與明・光田靖・家原敏郎(2012)間伐強度の異なるヒノキ人工林における35年間の炭素固定量の比較. 森林計画誌46, 1-14.
• 猪瀬光雄(1982)単木間の競合関係にもとづくトドマツの成長モデル-1-樹冠の発達と材積成長量. 林試研報318, 103-127.

タイトルに関連する用語 (10件)： ヒノキ人工林 ,  地上 ,  レーザースキャナ ,  樹木 ,  サイズ ,  計測 ,  間伐 ,  履歴 ,  林分 ,  計測誤差