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J-GLOBAL ID:202002211599386336   整理番号:20A0514938

実河川流域における大量アンサンブル気候予測データに基づく年最大流域平均雨量の算定

ESTIMATION OF ANNUAL MAXIMUM RAINFALLS BASED ON A MASSIVE ENSEMBLE CLIMATE PREDICTIONS IN ACTUAL RIVER BASIN
著者 (12件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: I_115-I_120(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2016年8月北海道豪雨激甚災害では,連続した台風の上陸や観測記録を上回る降雨が発生した.近年,このような気候変動の影響の顕在化が懸念され,気候変動を考慮した治水対策が必要とされている.これまでの治水対策は過去の観測データに基づき整備目標を定めてきたが,将来の気候変動下で発生する事象への対応には,気候予測データの活用が必要不可欠である.本研究では,気候予測データの治水対策への活用に向け,水平解像度の異なる2つの大量アンサンブル気候予測データから年最大流域平均雨量を算出し,実績降雨との累積相対度数の比較により再現性を評価した.気候予測データは実績降雨を高い精度で再現していることを確認した.また,対象流域では将来気候下において年最大流域平均雨量が約1.4倍に増加することを確認した.(著者抄録)
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著者キーワード (3件):
分類 (1件):
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中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (15件):
  • 1) 気象庁 : IPCC 第5次評価報告書第1作業部会政策決定者向け要約, pp. 21, 2015.
  • 2) 平成28年8月北海道大雨激甚災害を踏まえた水防災対策検討委員会 : 平成28年8月北海道大雨激甚災害を踏まえた今後の水防災対策のあり方, 2017.
  • 3) 地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベース: (http://www.miroc-gcm.jp/~pub/d4PDF/index.html)(閲覧日:2018年5月).
  • 4) 田中茂信 : d4PDFを用いた利根川流域の降水量の極値評価, 京都大学防災研究所年報, 第60号 B, 2017.
  • 5) 立川康人, 宮脇航平, 田中智大, 萬和明, 市川温, Kim Sunmin : d4PDFを用いた年最大ピーク流量の確率分布の将来変化の分析, 2017年度水文・水資源学会要旨集, pp. 56-57.
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