文献

J-GLOBAL ID：202002211608336326   整理番号：20A0839257

小児気道解剖学における性差【JST・京大機械翻訳】

Sex differences in paediatric airway anatomy

著者 (10件)： Ripoll Juan G. (Department of Anesthesiology and Perioperative Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Guo Winston (Department of Anesthesiology and Perioperative Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Andersen Kylie J. (Department of Anesthesiology and Perioperative Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Baker Sarah E. (Department of Anesthesiology and Perioperative Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Wiggins Chad C. (Department of Anesthesiology and Perioperative Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Shepherd John R. A. (Department of Anesthesiology and Perioperative Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Carter Rickey E. (Department of Health Sciences Research, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Welch Brian T. (Department of Radiology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Joyner Michael J. (Department of Anesthesiology and Perioperative Medicine, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Dominelli Paolo B. (Department of Kinesiology, University of Waterloo, Waterloo, Ontario, Canada)
資料名： Experimental Physiology  (Experimental Physiology)
巻： 105  号： 4  ページ： 721-731  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0730A  ISSN： 0958-0670  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しいFINDINGSは,本研究の中心的疑問である。健常小児患者に存在する中枢気道に性差がある。主な発見とその重要性である。12歳未満の患者では,中枢気道内腔領域に性差は見られなかった。14年後,男性は女性よりも有意に大きい中心気道内腔面積を有していた。性差は最小化されたが,高さを補正すると保存された。管腔領域は気道抵抗性の主な決定因子であり,著者らの発見は小児患者における運動に対する肺系の制限における性差の説明を助けることができる。結論:横断的気道領域は呼吸器系における気流に対する抵抗性の主な決定因子である。小児患者(<18歳)において,横断的気道領域における性差に関する以前の証拠は,少数の被験者による肺疾患または死体研究の病歴を有する患者に限定された。これらの研究は,気管データのみを報告し,年齢の範囲を含まないか,または高さに対して正確である。そこで,年齢が異なり呼吸器疾患の既往がない小児患者を用いて気道内腔面積の性差を評価した。高分解能コンピュータ断層撮影スキャンからの三次元再構成を用いて,著者らは年齢(1~17歳)の範囲にわたって健康な小児女性(n=97)と男性(n=128)における横断的気道領域を遡及的に評価した。気管,左主気管支,左上葉,左下葉,右主気管支,中間気管支および右上葉の領域を,ブラインド調査装置により3つの離散点で測定した。最も若い(年齢1~12歳)患者の断面積において,性別間の差は認められなかった(P>0.05)。しかし,14歳以上の患者では,大部分の気道部位において女性と比較して,横断面積は男性においてより大きかった。例えば,13~17歳の間で,男性対女性の気管の断面サイズは25%(218±44対163±24mm2,P<0.01)であった。高さを説明すると,気道領域におけるこれらの性差は減弱したが,持続した。結果は,小児気道断面積の性差が年齢≧14歳後に現れ,身長に依存しないことを示す。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 呼吸器 ,  *気道 ,  肺疾患 ,  高分解能 ,  気流 ,  断面積 ,  気道抵抗 ,  *子供 ,  計算機トモグラフィー ,  *解剖学 ,  身長 ,  呼吸器疾患 ,  気管 ,  気管支 ,  *性差

著者キーワード (3件)： 気道抵抗 ,  機能障害 ,  運動

分類 (2件)： 呼吸器の臨床医学一般  (GI01030S) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 小児 ,  気道 ,  解剖学 ,  性差