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J-GLOBAL ID:202002211685028354   整理番号:20A1431242

チエニルエン-ビニレン-チエニルエンに基づく液晶半導体高分子:メソ相分子秩序化と熱可塑性形状変形可能特性による増強された正孔移動度

A liquid-crystalline semiconducting polymer based on thienylene-vinylene-thienylene: Enhanced hole mobilities by mesomorphic molecular ordering and thermoplastic shape-deformable characteristics
著者 (6件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 313-321  発行年: 2020年03月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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液晶(LC)π共役高分子は,有機電界効果トランジスタ(OFET)における有望な性能のため,半導体材料の新しいクラスである。しかし,LCの性質と電荷キャリア移動度の間の関係については殆ど知られていない。本論文では,チエニルエン-ビニレン-チエニルエン(TVT)単位を含むチオフェン系p型半導体高分子PC12TV12Tに焦点を当て,そのサーモトロピックLC特性,バルクおよび薄膜における自己組織化構造,ならびにOFETにおける電荷輸送特性を系統的に調べた。LC温度(99~170°C)での熱アニーリングはOFET性能を強く増強し,アモルファスシリコンに匹敵する0.37cm2V-1s-1の高い電界効果正孔移動度をもたらすことを見出した。その熱可塑性により,TVT系ポリマーは,また,電荷輸送のためのp型活性チャネルとして機能することができる微細な半導体マイクロファイバに加工できる。このLC特性を利用するボトムアップ技術は,オプトエレクトロニクス素子の費用対効果とエネルギー効率の良好な製造を可能にする。チエニルエン-ビニレン-チエニルエン(TVT)単位に基づくπ共役高分子は広い温度範囲でサーモトロピック液晶(LC)メソ相を形成することができる。LC温度での熱アニーリングは,分子秩序の改善により,有機電界効果トランジスタ(OFET)の正孔移動度を強く増強した。熱可塑性のため,TVT系π共役高分子は半導体微細極細繊維に加工でき,マイクロファイバOFETの電荷輸送経路として役立つ。Copyright The Society of Polymer Science, Japan 2019 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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高分子固体の物理的性質  ,  トランジスタ  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  有機化合物の結晶成長  ,  光伝導,光起電力 

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