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J-GLOBAL ID:202002211943075224   整理番号:20A1719809

Cu-0.29wt%Zr合金線材の延性への加工熱処理の影響

Effect of Thermo-Mechanical Treatment on Ductility of Cu-0.29wt%Zr Alloy Wires
著者 (8件):
資料名:
巻: 59  ページ: 76-79  発行年: 2020年08月01日 
JST資料番号: S0603A  ISSN: 1347-7234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らの以前の研究で,圧延後焼鈍し,次に伸線加工中に2回の中間焼鈍によりCu-0.29wt%Zr合金の細線(IA材)を作製した。IA材は極限引張強度σu値は610MPaであり,粒径は240nmと小さい値にもかかわらず,全伸びεtは1.2%の小さい値であった。本研究では,圧延後の焼鈍とその後の伸線加工により,細い合金線(S材)を作製した。S材は,IA材と同様なσu=620MPaとD=230nmの値を有したが,S材はεt=2.9%の大きな値を示した。本研究では,IA材における小さいεt値の原因を調べた。IA材とS材の両方で,伸線加工中にCu母相と共晶相(Cu+Cu5Zr)から成る粒子の間の界面剥離によって,ボイドが生じたが,ボイドを持つ共晶粒子の分率は,S材よりIA材の方がで大きい。引張試験中にボイドが容易に結合した結果,IA材は低い延性を示した。さらに,IA材中のボイドを持つ共晶粒子の分率が大きいことは,伸線加工中の中間焼鈍によって発生する再結晶粒のサイズが,中間焼鈍前の結晶粒のそれより大きくなり,その後の伸線加工中に,転位が共晶粒子の周りに著しく蓄積し,大きな応力集中をもたらすという事実に起因する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
タイトルに関連する用語 (4件):
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