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J-GLOBAL ID:202002211973924876   整理番号:20A2248185

予後不良の予測因子としての結腸癌におけるPLAC1の高発現:TCGAデータに基づく研究【JST・京大機械翻訳】

High expression of PLAC1 in colon cancer as a predictor of poor prognosis: A study based on TCGA data
著者 (4件):
資料名:
巻: 763  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Colon癌は,高い発生率と高い死亡率の両方を有する世界で最も一般的な疾患の1つである。PLAC1は活性化され,多くの癌で発現する。著者らは,結腸癌患者におけるPLAC1発現と予後の間の関係を調査することを目的とする。結腸癌のRNA-Seq発現データと臨床情報を,癌ゲノムアトラス(TCGA)データベースからダウンロードした。差次的に発現したPLAC1をWilcoxon符号順位検定により得た。有意差は,PLAC1が正常組織より腫瘍においてより高度に発現した(p<0.01)。次に,患者を異なるリスクスコアにより高および低リスク群に分類し,Kaplan-Meier生存分析は,高PLAC1発現を有する結腸癌患者が低PLAC1発現患者より予後不良であることを示した(p=0.0031)。次に,PLAC1発現と関連した臨床病理学の分析において,ロジスティック回帰は,PLAC1が,ステージで高く発現し(I対IVでOR=4.11),リンパ節(N0対N1+でOR=1.73),遠隔転移(M0対M1でOR=2.8),および状態(正常対腫瘍でOR=22.81)を示した。単変量および多変量cox分析を用い,PLAC1が独立した予後因子とみなすことができることを確認した。単変量cox分析は,PLAC1が全生存(OS)と相関があることを示した(HR:0.46,95%CI:0.28~0.77,p=0.003)。多変量cox分析は,PLAC1(HR:0.51,95%CI:0.30-0.86,p=0.012)が独立予後因子とみなすことができることを明らかにした。また,PLAC1が細胞株で異なって発現するかどうかを試験するために,定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qRT-PCR)を用いた。qRT-PCRは,PLAC1が結腸癌細胞株において高い発現を示した(p<0.05)。最後に,遺伝子セット濃縮分析(GSEA)を利用して14の豊富なシグナル伝達経路を示した。この研究は,PLAC1の高い発現が結腸癌患者における予後不良を予測し,新しいバイオマーカーを提供し,結腸癌に対する新しい診断および治療方法を見つける際に医師を支援できることを見出した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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遺伝子の構造と化学 
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