抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電柱などのコンクリート柱の寿命は,約50年と言われており,長年使用しているコンクリート内部に空隙やひび割れなどの欠陥が生じる.従来,コンクリート内部の欠陥に対する点検方法はハンマーを用いて人間の聴覚によって音を聞き分ける方法が主流であった.しかし,人間による打音検査はコンクリート内部の欠陥を判断するための異音を聞き分ける技術が作業者に求められるという欠点がある.そのため,打音検査に従事する人材を育成する必要があることに加え,欠陥を発見できる可能性が作業者の技術に左右される.従って,コンクリート内部の欠陥を,定量的に判断するための研究が盛んに行われてきた.本研究では,打音を人間による聞き分けではなく,深層学習を用いて欠陥の有無による違いを学習させ,判断することが可能であるのかを検証した.(著者抄録)