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J-GLOBAL ID:202002212148609492   整理番号:20A2051544

深海熱水噴出孔地点における固有カイアシ類種であるStygiopontius senokchiae(レンゴククダクチミジンコ科,カイアシ亜綱)の性比は雄に偏る

Sex ratio of Stygiopontius senokuchiae (Dirivultidae, Copepoda), an endemic copepod species at deep hydrothermal vent sites, is biased to males
著者 (6件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 341-350  発行年: 2020年10月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Stygiopontius copepods(レンゴククダクチミジンコ科,シフォノストム目,カイアシ亜綱)は,深海熱水噴出孔において最も成功したメイオベントス生物である。それらの生態のほとんどは,性比や制御因子における空間時間的差異を含めて,まだ知られていない。著者らは,西部北太平洋の3つの隣接する海丘(ベヨネーズ海丘,明神海丘および明神礁カルデラ)のカルデラでの熱水噴出孔のチムニー構造における餌料の質を含め,Stygiopontius senokchiae成体の性比や性比の環境パラメータとの関連性における空間的変動を調べた。それらの性比は1:1から雄に有意に偏っていたが,これは他のStygiopontius種とは異なっていた。比率は,全成体の密度と有意な相関を示さなかった。以前の研究は,S.senokachiaeの豊度は活発なチムニー上におけるデトリタスのδ13C値と正の相関にあることを示したが,本研究における多変量解析は,それらの性比とδ13Cを含む調べたパラメータとの間に有意な関連を検出しなかった。これらの知見から,個体群密度も化学合成独立栄養の餌料利用性のどちらも,種の成体間の噴出孔周辺における空間分布の性差を駆動しないことが示唆された。Copyright The Oceanographic Society of Japan and Springer Nature Singapore Pte Ltd. 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  個生態学 

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