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J-GLOBAL ID:202002212215324582   整理番号:20A2056120

イネにおける開花期遺伝子座Ghd7に関する新規対立遺伝子の遺伝的効果

Genetic effect of a new allele for the flowering time locus Ghd7 in rice
著者 (2件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 342-346(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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開花期の最適化はイネにおける穀粒生産性の最大化における重要局面である。開花期の遺伝子における対立遺伝子変異は,世界中で栽培されているイネの幅広い適応性における主要な駆動力である。今回著者らは,開花期遺伝子であるGrain number, plant height and heading date 7 (Ghd7)の新規対立遺伝子を同定した。ghd7の機能異質であるGhd7-0aは,日本の北海道における栽培で非常に早期の開花期に適応させるため重要である。しかし,イネ栽培品種の空知はGhd7の重要な機能的ヌクレオチド多型が無く,それにより遺伝子の機能遺失を生じる。空知におけるGhd7対立遺伝子のヌクレオチド配列を基に,著者らはGhd7の上流部分においてトランスポゾン様配列の挿入を同定した。星の夢および空知の交雑種に由来するF2 個体群を用いた分離解析から,Ghd7遺伝子座は空知における過度に早期の開花期に関与することが示された。この空知におけるGhd7対立遺伝子は,機能遺失対立遺伝子と比較して,開花期遅延に関しては作用が弱く,北日本において分布が異なっていた。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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植物に対する影響  ,  植物生理学一般  ,  植物の生化学  ,  稲作 
引用文献 (28件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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