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J-GLOBAL ID：202002212237108104   整理番号：20A2040206

イオン液体1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム硝酸塩水溶液のナノスケール構造組織化と局所相互作用への分子動力学洞察【JST・京大機械翻訳】

Molecular Dynamics Insights into the Nanoscale Structural Organization and Local Interaction of Aqueous Solutions of Ionic Liquid 1-Butyl-3-methylimidazolium Nitrate

著者 (3件)： Kowsari Mohammad H. (Department of Chemistry, Institute for Advanced Studies in Basic Sciences (IASBS), Iran) ,  Kowsari Mohammad H. (Center for Research in Climate Change and Global Warming (CRCC), Institute for Advanced Studies in Basic Sciences (IASBS), Iran) ,  Torabi S. Mohammad (Department of Chemistry, Institute for Advanced Studies in Basic Sciences (IASBS), Iran)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 124  号： 32  ページ： 6972-6985  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水性イオン液体(ILs)の応用数の増加を考慮して,原子分子動力学(MD)シミュレーションを用いて,1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム硝酸塩,[bmim]-[NO_3],ILのナノスケール局所構造に及ぼす0.00から0.90の範囲の水モル分率x_wの影響を調べた。結果は,水添加によって,カチオン-アニオン,カチオン-カチオン,およびアニオン-アニオン構造相関が弱くなり,一方,強いアニオン-水および従来のカチオン-水水素結合が溶液中で形成されることを証明した。水分子を硝酸塩アニオン間の架橋として検出し,異なるx_wにおける水クラスタサイズ分布を調べた。シミュレーションは,参照カチオン環の酸性水素原子周辺の水およびアニオンに対する確率密度の類似パターンを示し,一方,両種はカチオンブチル鎖から離れて移動した。x_w=0.90への水濃度の増加は,カチオン-カチオンπ-πスタッキングの弱化のため,最近接カチオンの局所配置の減少を引き起こす。さらに,この希釈は面内カチオン-アニオン立体配座の確率を低下させ,極性イオンネットワークと非極性ドメインの両方を破壊し,純ILのそれらと比較してカチオンブチル鎖のナノ凝集を減少させた。これらの結果は,イミダゾリウム系ILsへの水添加時の流動性増強と輸送特性傾向の起源を合理化できる。本研究では,水濃度,微視的構造,および水性イミダゾリウム系ILsの親水性アニオンとの局所的相互作用の間の複雑な結合への深い原子レベルの洞察を提案した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 凝集 ,  シミュレーション ,  水素結合 ,  *相互作用 ,  立体配座 ,  *硝酸 ,  親水性 ,  *硝酸塩 ,  アニオン ,  カチオン ,  水分子 ,  *分子動力学 ,  *イオン液体
準シソーラス用語： *ナノスケール , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 融解塩  (CB05050R)

物質索引 (1件)： 1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム

タイトルに関連する用語 (8件)： イオン液体 ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム ,  硝酸 ,  塩水溶液 ,  ナノスケール ,  組織化 ,  分子動力学 ,  洞察