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J-GLOBAL ID：202002212264746712   整理番号：20A1992809

産地の異なる石炭ガス化溶融スラグ細骨材を用いたコンクリートの諸性状および凍結融解抵抗性に関する実験的研究

著者 (4件)： 渡邊貴郁 (宇都宮大 大学院地域創生科学研究科) ,  藤原浩已 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  丸岡正知 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  左部晃司 (宇都宮大 大学院地域創生科学研究科)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 42  ページ： ROMBUNNO.1113  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高効率発電の石炭ガス化複合発電(IGCC)の商業的利用を促進させるため,新たな産業廃棄物である石炭ガス化溶融スラグの有効活用を図ることを目的とし,石炭ガス化溶融スラグを細骨材として用いたコンクリートの諸性状について検討した。その結果,天然骨材を用いたコンクリートと比較して,流動性の向上,ブリーディング率の増加,圧縮強度の若干の低下,凍結融解抵抗性の低下が確認された。そのため,凍結融解抵抗性向上策としてフレッシュ空気量を増加させた配合またはブリーディング率を低減させた配合を検討した結果,凍結融解抵抗性の向上が確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： IGCC ,  *石炭ガス化 ,  *溶融スラグ ,  *細骨材 ,  *耐凍性 ,  凍結融解試験 ,  廃物利用 ,  流動性 ,  ブリージング ,  圧縮強さ ,  空気量 ,  コンクリート
準シソーラス用語： 凍結融解抵抗性

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  骨材  (YC05060B)

引用文献 (6件)：

• 経済産業省エネルギー庁,エネルギー白書 2019,第 2 部第1章国内エネルギー動向,p.156 https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2019pdf/whitepaper2019pdf_2_1.pdf (閲覧日:2020年1月3日)
• 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 実用化ドキュメント 石炭をガス化して高効率化を実現「石炭ガス化複合発電(IGCC)」 https://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201306igcc/index.html (閲覧日:2020年1月3日)
• Yamanaka,Y and Fujiwara,H and Maruoka,M Experimental Study on Properties of Mortar Containing Molten Slag as Fine Aggregate, American Concrete Institute, Vol.326, pp49.1-49.10, Oct.2018
• 小林亮太郎,藤原浩巳,丸岡正知,渡邊貴郁:石炭ガス化溶融スラグ細骨材を用いたコンクリートの諸性状および凍結融解抵抗性に関する実験的研究, コンクリート工学年次論文集,Vol.41,No.1,pp.2015-2020,2019.7
• 田中敏嗣,下山善秀,藤原浩已:軽量コンクリートの高強度化に関する研究,セメント・コンクリート論文集,No.43, pp.352-357, 1989

タイトルに関連する用語 (8件)： 産地 ,  石炭ガス化 ,  溶融スラグ ,  細骨材 ,  コンクリート ,  性状 ,  凍結融解抵抗性 ,  実験的研究