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J-GLOBAL ID:202002212277904697   整理番号:20A0288876

2つのグリチルリチン glabra L.個体群の生理学的および植物化学的特性および遺伝子発現に及ぼす塩分の影響【JST・京大機械翻訳】

Salinity effects on physiological and phytochemical characteristics and gene expression of two Glycyrrhiza glabra L. populations
著者 (4件):
資料名:
巻: 171  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Glycyrrhiza glabra(カンゾウ)はトリテルペン甘味料グリチルリチンのような価値ある特殊代謝産物を持つ薬用植物である。塩分ストレスは,植物成長と発達を制限する主要な環境ストレスである。成長,オスモライト含量,酸化ストレスマーカー,抗酸化酵素活性,K+/Na+比,グリチルリチン含量,およびグリチルリチン生合成の遺伝子発現(bAS,CYP88D6,CYP72A154)に及ぼす6レベルのNaCl(0,100,200,400,600,および800mM)の影響を2つの個体群のカンゾウ根茎で調べた。結果は,塩ストレスが成長パラメータを徐々に減少させ,根茎におけるプロリン濃度を増加させることを示した。K+/Na+比は,対照と比較して塩分下で有意な減少を示した。塩ストレスは,脂質過酸化および過酸化水素濃度の増加および抗酸化酵素(すなわち,アスコルビン酸ペルオキシダーゼおよびスーパーオキシドジスムターゼ)の活性の上昇により示されるように,根茎に酸化ストレスをもたらした。グリチルリチン含量は100及び200mM NaCl処理でのみ増加した。同じ傾向は,Far集団におけるbAS,CYP88D6およびCYP72A154遺伝子の発現において観察された。FAR集団は,Khorasan集団よりグリチルリチン含量が多いことが分かった。しかし,グリチルリチンの成長,グリチルリチン含有量および生合成遺伝子は,Far個体群のそれらと比較して,Khorasan個体群においてより多くの減少を示した。結果は,100mM NaClの適用がトリテルペノイドサポニンの生合成に関与する重要な遺伝子の発現をアップレギュレーションし,グリチルリチンの生産を直接増強することを示した。従って,G.glabraは塩生植物として導入できる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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