抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:血清リポ蛋白質関連ホスホリパーゼA2(LP-PLA2)、トロポニンI(cTnI)とレクチン様酸化低密度リポタンパク質受容体-1(LOX-1)の老年急性冠症候群患者の早期診断に対する価値を検討する。方法:2015年2月2019年4月から当病院に入院した急性冠症候群(ACS)と診断された老年患者220例を研究対象とし、同期の対照群70例を選択した。ACS患者220例のうち,安定狭心症(SAP)患者80例,不安定狭心症(UAP)75例と急性心筋梗塞(AMI)65例を含んだ。血清中のLP-PLA2,cTnIおよびLOX-1の発現レベルを,酵素結合免疫測定法(ELISA)によって測定し,そして,ACSの早期診断におけるLP-PLA2,cTnIおよびLOX-1などの指標を,ROC曲線によって評価した。結果;ACS群のLP-PLA2,cTnIおよびLOX-1の発現レベルは,対照群に比して有意に高かった(P<0.05)。AMIとUAP群のLP-PLA2,cTnIとLOX-1の発現レベルはSAP群より高かった(P<0.05)。AMI患者のLP-PLA2、cTnIとLOX-1はUAP群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。Spearman相関分析によると,ACS患者のLP-PLA2はcTnIとLOX-1のレベルと正の相関があった(r=0.875,P<0.05;r=0.701,P<0.05)LOX-1はcTnIレベルと正の相関があった(r=0.759,P<0.05)。ROC曲線分析では,LP-PLA2,cTnIおよびLOX-1のROC曲線下面積(AUC)は,それぞれ0.871,0.962および0.989であり,LP-PLA2の診断感度および特異度は,それぞれ,82.7%および75.0%であった。cTnIの診断感度と特異性はそれぞれ92.5%と82.8%であり、LOX-1の診断感度と特異性はそれぞれ82.8%と95.0%であった。結論;LP-PLA2、cTnIとLOX-1はACS患者グループにおいて対照グループより明らかに高く、LP-PLA2、cTnIとLOX-1は老年ACSの検査指標を検査でき、しかも高い特異性と感度があり、重要な予測がある。診断と治療指導価値。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】