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J-GLOBAL ID:202002212619530559   整理番号:20A0664833

形質不安は反応阻害を減弱する: Go/Nogoタスクを用いたERP研究からの証拠【JST・京大機械翻訳】

Trait Anxiety Attenuates Response Inhibition: Evidence From an ERP Study Using the Go/NoGo Task
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  ページ: 28  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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神経心理学と認知神経科学は,不安のある個人が反応阻害に障害を持つことを示している。しかしながら,応答阻害に及ぼす形質不安の影響に関する既存の知識は,まだ矛盾している。本研究の目的は,高い形質不安(HTA)と低い形質不安(LTA)を有する群間の反応阻害を調査することであった。ここでは,Go/NoGoタスクを用いた応答阻害に及ぼす形質不安の影響を調べるために,バイオマーカーとして事象関連電位(ERP)指標を用いた。行動結果は,HTA群がNoGo条件でLTA群より有意に低い精度を作ったが,Go条件ではないことを示した。一方,HTA群はLTA群よりも有意に長い全体的応答時間(RT)を必要とした。ERP分析により,LTA群は,LTA群と比較して,より小さく,後に前頭のNoGo-N2,およびより大きく後の頭頂部のNoGo-P3を有していることが明らかになった。2つの応答阻害関連ERP成分は,最初に,NoGo-N2が運動実行阻害過程に先立って運動計画に関与する成分であるという異なる神経生理学的指標である。第二に,NoGo-P3は阻害過程の後のモニタリングと評価を反映する。したがって,現在のERP所見は,HTA個人の応答阻害障害が,異常な運動抑制制御と非効率的な評価とモニタリングの結果であることを示唆する。加えて,NoGo-N2とNoGo-P3のピーク振幅は,多重比較の補正後,状態-交通不安指数(STAI)スコアと有意に相関することも見出した。要約すると,これらの結果は,特性不安者がGo/NoGoタスクにおいて応答阻害欠陥を有するという概念を支持する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  個生態学 
引用文献 (63件):
  • Amodio D. M., Bartholow B. D., Ito T. A. (2014). Tracking the dynamics of the social brain: ERP approaches for social cognitive and affective neuroscience. Soc. Cogn. Affect. Neurosci. 9, 385-393. doi: 10.1093/scan/nst177
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  • Ansari T. L., Derakshan N. (2011). The neural correlates of impaired inhibitory control in anxiety. Neuropsychologia 49, 1146-1153. doi: 10.1016/j.neuropsychologia.2011.01.019
  • APA. (1994). Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders. 4th Edn. Washington, DC: American Psychiatric Association. doi: 10.1016/j.neuropsychologia.2011.01.019
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