抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】肝細胞癌(HCC)患者における血清マイクロRNA-363(miR-363)発現と臨床病理的特徴の関係,および肝臓癌の診断におけるその価値を調査する。方法:2016年1月ー2018年12月台州病院の肝胆膵外科で治療した肝細胞肝癌患者86例を肝癌群とし、同院の健康診断者86例を対照群とした。血清miR-363レベルをRT-PCRで測定した。【結果】HCC群の血清miR-363発現量は対照群に比して低く(P<0.05),AFPレベルは対照群に比して有意に高かった(P<0.05)。異なるTNMステージ,転移有無の患者の血清miR-363の相対発現量を比較すると,統計学的有意差があった(P<0.05)。HCC患者の血清miR-363はAFPと負の相関があった(r=-0.502,P<0.05)。miR-363,AFPおよびmiR-363+AFPのROC曲線下面積は,それぞれ0.742(95%CI)であった。0.740,0.747),0.884(95%CI);0.881,0.887)および0.938(95%CI;0.935,0.941),感受性は0.907(95%CI)であった。0.876,0.932,0.872(95%CI);0.843,0.900)および0.826(95%CI;0.796,0.855),特異性はそれぞれ0.663(95%CI;0.643,0.673),0.802(95%CI);0.782,0.824)と0.930(95%CI);0.903,0.962)。結論:肝癌患者の血清miR-363レベルは低下し、血清miR-363は肝癌のTNM分期、転移と密接な関係があり、肝癌の診断を協力するには一定の指導価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】