文献
J-GLOBAL ID:202002212754910553   整理番号:20A1246385

新しい混合原子価V(IV)/V(V)オフロキサシン錯体のスペクトル,構造,生物学的および分子ドッキング研究【JST・京大機械翻訳】

Spectral, structural, biological and molecular docking studies of a new mixed-valence V(IV)/V(V) ofloxacin complex
著者 (6件):
資料名:
巻: 1216  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0948B  ISSN: 0022-2860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究において,生物学的に活性な混合原子価V(IV)/V(V)錯体[VO(Hoflo~z)_2(H_2O)][V_4O_12]_0.5.6H_2O(1)(オフロキサシンのHoflo~z=双性イオン異性体)を,1:1:1比のKOHの存在下で,VOSO_4とオフロキサシン(Hoflo~z)との反応により合成した。錯体を元素分析,FT-IR,モル伝導率及び単結晶X線回折及び熱重量分析(TGA)の使用により特性化した。単結晶X線構造決定の結果は,1:0.5の化学量論を有する[VO(Hoflo~z)_2(H_2O)]2+と[V_4O_12]4-単位から成るイオン構造を明らかにした。カチオン単位におけるV+4イオンは八面体構造を有し,一方,8員環テトラバナジウム酸アニオンの各V+5イオンは四面体配位していた。1の結晶構造に関しては,二座配位のオフロキサシン配位子は,ピリドンとカルボキシラト基の酸素原子を通して,その双性イオン形(+HN-・・-COO-)中のV+4イオンに配位している。Hofloと1の2つの異性体型の熱力学的安定性を,それらの電荷分布パターンと共に,DFTとNBO分析により研究した。また,10種の選択した生体高分子(BRAFキナーゼ,CatB,DNAギラーゼ,HDAC7,rHA,RNR,TrxR,TS,Top IIおよびB-DNA)と相互作用するリガンドの能力をドッキング計算により調べた。これらの研究は,このリガンドが蛋白質とDNA分子に結合し,生物学的に活性な化合物と考えられることを明らかにした。最後に,遊離Hofro配位子とそのバナジウム錯体の抗菌活性を,ブロス微量希釈と良い拡散法の利用を通して大腸菌(E.coli)と黄色ぶどう球菌(S.aureus)株に対して評価した。この複合体は,選択した細菌株に対して遊離のホロ配位子に類似した抗菌効果を示し,これらの化合物はグラム陰性菌に対してより活性であった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第4族,第5族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る