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J-GLOBAL ID:202002212814382288   整理番号:20A0261974

日本の久住高原における草原土壌特性と気候要因との関係およびイタリアンライグラスと土壌酸性度の成長に及ぼす石灰施用の影響

Relation between characteristics of grassland soils and climatic factors on the Kuju Plateau, Japan and the effect of liming on the growth of Italian ryegrass and soil acidity
著者 (10件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 82-93  発行年: 2019年12月31日 
JST資料番号: F0963A  ISSN: 0031-4064  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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非アロフェン質アンドソルの酸性表層土は草地における草本成長に影響を及ぼす可能性がある。日本の九州地域において,非アロフェン性アンドソルは主に大分県の久住高原に濃縮されている。本研究は,非アロフェン質表層土の分布に及ぼす気候因子の影響を調査し,草地の表面土壌酸性度を明らかにし,草の初期成長と土壌化学特性に及ぼす石灰施用の影響を評価することを目的とした。25の草地圃場における27のサイトのうち17の表面土壌は,リン酸ナトリウム抽出可能なAl(Alp/Alo)≧0.5の比率を有し,それは非アロフェン特性である。さらに,17地点のうち15地点はThornthwaiteのP-E(降水-蒸発散)指数≧200を有し,低温と高降水を示した。非アロフェン土壌の10のサイトとアロフェン土壌の2つのサイトは,交換性酸性度(y1)≧3を有する酸性であった。ポット試験では,酸性土壌に石灰施用してy1<3.0を作ることがイタリアンライグラスの初期成長を改善し,土壌中の交換性Alと有機結合Alの量を有意に減少させることを示した。これらの知見は,新潟県における草地の酸性度管理のための目標値として使用されたy13が,アンドソルのタイプにかかわらず,久住高原にも適用できることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌化学  ,  植物に対する影響  ,  飼料作物,草地 
引用文献 (29件):
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