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J-GLOBAL ID:202002212829784030   整理番号:20A1126017

消防士保護服に使用される難燃性PNIPAAM/SA/AGNP感熱性ネットワークヒドロゲルと積層綿布の調製と特性化【JST・京大機械翻訳】

Preparation and characterisation of fire-resistant PNIPAAm/SA/AgNP thermosensitive network hydrogels and laminated cotton fabric used in firefighter protective clothing
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 5391-5406  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1128A  ISSN: 0969-0239  CODEN: CELLE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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消防士の保護衣服は,それらの安全性を確保するために特殊な耐火材料を必要とする。本研究では,綿布上に相互貫入高分子ネットワーク(IPN)ヒドロゲルを積層することにより,新しい耐火性材料を調製した。ヒドロゲル-織物積層材料は,消防士保護衣服を製造する難燃性材料として使用することができる。IPNヒドロゲル層は,ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド(PNIPAAm),アルギン酸ナトリウム(SA)および銀ナノ粒子(Ag NPs)から成った。合成したIPNヒドロゲルの化学構造,膨潤比,熱特性,微細構造及び引張特性を,Fourier変換赤外分光法(FTIR),X線回折,熱重量分析,示差走査熱量測定,走査電子顕微鏡及び引張試験を用いて調べた。結果は,IPNヒドロゲルの含水量が20°Cで約2186%であることを明らかにし,水が加熱し蒸発するときにエネルギーを吸収する優れた能力を示した。FTIRの結果はPNIPAAmとSAがIPNヒドロゲル内で物理的に相互貫入することを示した。さらに,純粋なPNIPAAmと比較して,IPNヒドロゲルは,より良い弾性および破壊強度を示した。垂直燃焼の知見は,12秒間火炎に曝された時,ヒドロゲル織物積層材料は燃焼しないが,天然綿布は燃焼されることを示した。最後に,難燃性ヒドロゲルは,Ag NPsの導入により黄色ぶどう球菌と大腸菌に対して優れた抗菌活性を示し,両微生物に対する抗菌活性は96%を超えた。全体として,本研究は,寿命を節約する可能性があるヒドロゲルと織物を積層することによって耐火性材料を製造するための容易なアプローチを提供した。Copyright Springer Nature B.V. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の物性一般  ,  多糖類 

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