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J-GLOBAL ID：202002212891433257   整理番号：20A2190866

葉緑体ATPシンターゼの生合成の調節【JST・京大機械翻訳】

Regulation of the biogenesis of chloroplast ATP synthase

著者 (3件)： Zhang Lin (Shanghai Key Laboratory of Plant Molecular Sciences, College of Life Sciences, Shanghai Normal University, Shanghai, China) ,  Rochaix Jean-David (Departments of Molecular Biology and Plant Biology, University of Geneva, Geneva, Switzerland) ,  Peng Lianwei (Shanghai Key Laboratory of Plant Molecular Sciences, College of Life Sciences, Shanghai Normal University, Shanghai, China)
資料名： Advances in Botanical Research  (Advances in Botanical Research)
巻： 96  ページ： 205-228  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2367A  ISSN： 0065-2296  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 葉緑体ATPシンターゼはF型ATPシンターゼに属する。それはチラコイド膜に局在し,α_3β_3γ_1ε_1δ_1a_1b_1b′_1c_14の化学量論を有する9つのサブユニットから成る。そのサブユニットは核と葉緑体ゲノムの両方によりコードされるので,その生合成は,これら2つの遺伝子系間の遺伝子発現の複雑な協調と,種々の葉緑体蛋白質シャペロンによる集合の厳密な調節を必要とする。葉緑体ATPシンターゼの生合成に欠損した変異体の単離及び対応する遺伝子の詳細な特性化は,RNAスプライシング,RNA編集,RNA安定化及び蛋白質翻訳を含む各種転写後段階で葉緑体atp遺伝子の適切な発現に必要ないくつかのペンタトリコペプチド反復(PPR)蛋白質の存在を明らかにした。他のF型ATPシンターゼとして,葉緑体ATPシンターゼの集合は,いくつかの一過性中間体の形成を通して段階的に起こる。いくつかのシャペロンは,異なる段階で特異的サブユニットと相互作用することにより葉緑体ATPシンターゼの集合を促進する。特に,いくつかの集合因子の構造的研究は,分子レベルでの葉緑体ATPシンターゼの集合への多くの新しい洞察を提供する。F型ATPシンターゼの構造と集合経路は,ほとんどの種の間で高度に保存されているので,葉緑体ATPシンターゼの集合機構のいくつかは,他のATPシンターゼに対して有効であると思われる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  *生合成 ,  RNA【核酸】 ,  遺伝子 ,  *葉緑体 ,  光合成 ,  タンパク質 ,  化学量論 ,  サブユニット ,  チラコイド ,  RNAエディティング ,  シャペロンタンパク質 ,  *ATPシンターゼ ,  中間体
準シソーラス用語： 葉緑体ゲノム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 光合成 ,  葉緑体 ,  葉緑体ATPシンターゼ ,  PPR蛋白質 ,  遺伝子発現 ,  組立

分類 (4件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  進化論一般  (EC03010Q) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  植物分類学  (EH01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 葉緑体 ,  ATPシンターゼ ,  生合成 ,  調節