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J-GLOBAL ID:202002212985140636   整理番号:20A0530817

下水スラッジ焼却灰の有益な利用によるPb/Cu/Znの共安定化:重金属の種類と含有量の影響【JST・京大機械翻訳】

Co-stabilization of Pb/Cu/Zn by beneficial utilization of sewage sludge incineration ash: Effects of heavy metal type and content
著者 (8件):
資料名:
巻: 156  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0817C  ISSN: 0921-3449  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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工業スラッジからの重金属の放出と移動は最も深刻な環境脅威の1つになり,それは緊急に軽減される必要がある。主成分としてアルミニウム(Al),ケイ素(Si)および鉄(Fe)との相互作用により,セラミック前駆体を用いて重金属を安定化できる。下水スラッジ焼却灰(SSA)は,Al,SiおよびFeの豊富な含有量のためにセラミック原料の一種として認識され,それは重金属安定化のために有益に使用されることを可能にする。本研究では,セラミック前駆体としてSSAを用いたセラミック焼結後の鉛(Pb),亜鉛(Zn)および銅(Cu)の安定化を調べ,さらに,相変態および固定化効果に及ぼす重金属タイプおよび含有量の影響を調べた。結果は,重金属が種々の金属タイプと含有量(Pb-ZnとPb-Cu)を有する反応シリーズにおいてSSAによって共安定化を達成することができることを示した。PbはAl,SiおよびPと結合し,PbAl_2Si_2O_8およびPb_3(PO_4)_3を形成し,一方Znは最終的にスピネル固溶体(ZnFe_xAl_2-xO_4)に組み込まれた。一方,CuはFeと結合し,CuFe_2O_4の生成を伴い,高温でCuFeO_2に変換される。Pb-ZnとPb-Cuシリーズの両方において,ZnとCuは結晶粒中に分布していたが,Pbは結晶粒の周りの領域にあった。さらに,Pb,ZnおよびCuの浸出性は,SSAによる種々の生成物相への重金属の最終的な取り込みによって実質的に減少することができた。したがって,本研究を通して,模擬産業廃棄物における重金属の共固定化は,セラミック前駆体として下水スラッジ焼却灰の利用によって実現することができた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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資源回収利用 

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