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J-GLOBAL ID：202002213004158811   整理番号：20A2313828

熱応力緩和型傾斜機能材料の創製と高温強度評価

Development and High Temperature Strength Evaluation of Thermal Stress Relaxation Type Functionally Graded Materials.

著者 (4件)： 角館春輝 (群馬大 大学院理工学府) ,  松原雅昭 (群馬大 大学院理工学府) ,  鈴木良祐 (群馬大 大学院理工学府) ,  舩津賢人 (群馬大 大学院理工学府)
資料名： 材料試験技術  (Journal of Material Testing Research Association of Japan)
巻： 65  号： 4  ページ： 186-188  発行年： 2020年10月15日 
JST資料番号： S0909A  ISSN： 0285-2470  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 傾斜機能材料(FGM)は熱応力の発生を制御できる。しかし,粉末射出成形でFGMを製造すると,反りや層間剥離などの欠陥が発生する。本研究の目的は,次の通りである;1)荷重下焼結するFGMが反りを抑制する可能性。2)種々の試験に基づくFGMの焼結状態の評価。3)Larson-Millerパラメータを使用して,短期クリープ破断寿命からFGMの長期クリープ破断寿命を推定。この研究の結論は次の通りであった;1)焼結時の荷重プレスはFGMの反りを抑制するが,剥離が発生した。2)SEM観察の結果より,中間層の焼結状態が不十分であることが明らかになった。3)Larson-Millerパラメータを用いて,FGMの長期クリープ破断寿命を,短期クリープ破断寿命から推定できた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 熱応力 ,  応力緩和 ,  *傾斜機能材料 ,  金属粉末 ,  射出成形 ,  反り ,  層間剥離 ,  *高温強さ ,  焼結性 ,  パラメータ ,  *クリープ強さ ,  予測技法 ,  ニッケル ,  部分安定化ジルコニア ,  積層構造
準シソーラス用語： Larson-Millerパラメータ ,  PIM【成形】 ,  クリープ破断寿命

分類 (2件)： 金属材料  (HC06020Z) ,  金属系複合材料一般  (WE04010V)

引用文献 (3件)：

• 斧澤良太,小澤正裕,川田光宏,舩津賢人,高草木文雄: 高温プラズマ流中の炭化ケイ素アブレーション分光測定: 宇宙航空の力学シンポジウム (2012).
• 平修二,大谷隆一: 材料の高温強度評価: pp.46-47, オーム社
• Kimura K : The Japan Institute of Metals : Creep Rupture Life Prediction of Creep Resistant Steels, Vol. 73, No. 5, (2009), p. 323.

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱応力 ,  緩和 ,  傾斜機能材料 ,  創製 ,  高温強度 ,  評価