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J-GLOBAL ID:202002213083680590   整理番号:20A1884359

外乱ガス:水素および湿度に対して高い選択性を持つCo-ポルフィリン機能化CVDグラフェンアンモニアセンサ

Co-porphyrin functionalized CVD graphene ammonia sensor with high selectivity to disturbing gases: hydrogen and humidity
著者 (9件):
資料名:
巻: 59  号: SG  ページ: SGGG09 (6pp)  発行年: 2020年04月 
JST資料番号: G0520B  ISSN: 0021-4922  CODEN: JJAPB6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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近年,「スーパースマート社会」の実現に向けて,低消費電力で小型のガスセンサが強く求められている。特に,アンモニア:NH3センサは,呼気診断のキーデバイスとして期待されている。しかし,従来の金属酸化物ガスセンサはあらゆる還元性ガスに反応するため,NH3センサでは水素:H2に対して高い選択性を得ることは困難であった。本研究では,Co-ポルフィリンを機能化したグラフェンセンサーを作製し,CoとNH3の選択的な金属-リガンド結合により,選択的なNH3センシングを実現した。このセンサーはサブppmのNH3を検出することに成功したが,高濃度のH2に対しては反応しなかった。さらに,Co-ポルフィリン機能化グラフェンNH3センサーの湿度の影響を調べた。その結果,急激な湿度変化下でも低濃度のNH3を検出できることを示した。このことから,本センサーの重要なセンシングメカニズムは,Co-ポルフィリンへのNH3吸着によるCo-ポルフィリン-グラフェン複合体の電子構造変化によって生じるグラフェンへの電荷移動であると考えられる。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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