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J-GLOBAL ID:202002213241311590   整理番号:20A0288682

光吸収分光法と量子化学計算により研究したアニソールの電子吸収スペクトル【JST・京大機械翻訳】

The electronic absorption spectrum of Anisole studied by photoabsorption spectroscopy and quantum chemical calculations
著者 (6件):
資料名:
巻: 242  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0072A  ISSN: 0022-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アニソール(C_6H_5OCH_3)に関する光吸収研究を,シンクロトロン放射を用いてUV-VIS領域(4.5-11.8eV)で実行した。領域>7.8eVにおける吸収スペクトルを初めて報告した。DFTとTDDFT法を用いてアニソールの基底状態と励起状態について量子化学計算を行い,実験スペクトルと比較し,含まれる遷移,それらの原子価/Rydberg特性および相対強度の観点から観測された特徴を解釈した。基底状態スペクトルパラメータを検証するために,赤外スペクトルを記録し,600~3500cm-1領域に割り当てた。1700~2700cm-1領域で観測されたいくつかの新しい振動バンドを倍音と結合モードに帰属した。4.5~5.0eV領域の電子吸収スペクトルは第一価電子(ππ*)遷移に属する広範な振動進行を示したが,5.0~7.0eV領域はHOMO-1軌道から生じる二つの強い重なり原子価遷移に帰属される~6.6eVにピークをもつ広い強いバンドにより支配された。さらに,5.0~11.8eV領域を通して,アニソールの最初の4個のIPに収束するRydberg系列(ns,npおよびnd)に起因する拡散バンドが観測された。基底および最初の励起一重項および三重項状態の理論的にシミュレートされたポテンシャルエネルギー曲線は,アニソールのスペクトル特徴およびUV誘起光解離機構のより良い理解を達成するのに役立つ。本研究は,248nmでの光子励起が,基底状態への内部変換に起因する以前の研究とは対照的に,斥力励起状態(3s)に沿った直接解離をもたらす可能性があることを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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分子の電子構造  ,  有機化合物の可視・紫外スペクトル(分子)  ,  有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子) 
タイトルに関連する用語 (5件):
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