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J-GLOBAL ID:202002213382727170   整理番号:20A1015923

肺原発悪性黒色腫におけるNRAS変異:症例報告【JST・京大機械翻訳】

An NRAS mutation in primary malignant melanoma of the lung: a case report
著者 (11件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1-6  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7477A  ISSN: 1746-1596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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肺原発悪性黒色腫(PML)は極めて稀である。PMLの前駆体病変は同定されておらず,疾患に関連する遺伝的変異についてはほとんど知られていない。典型的には,悪性メラノーマの15~20%はNRAS遺伝子変異を有するが,NRAS変異PMLの症例は英語文献で報告されていない。NRAS変異を含むPMLの症例を提示する。症例は74歳の女性で,呼吸困難を主訴とし入院した。コンピュータ断層撮影(CT)は右肺(S10)腫瘤と胸膜播種を明らかにした。右肺の胸水の細胞診を行い,悪性メラノーマまたは明細胞肉腫が疑われた。皮膚科検査とガリウムシンチグラフィーを行い,原発腫瘍部位を決定したが,右肺腫瘤に対して期待される疑わしい病変は見られなかった。入院後,CTで両側性肺炎を合併し,抗生剤を投与したが胸水は悪化した。約2週間後,患者は呼吸不全と心停止で死亡した。剖検を行い,組織学的診断を決定した。剖検所見は26x15x20mm黒色で,右下葉に淡黄色腫りゅうを認めた。右葉に多数の播種性結節を認めた。腫瘍は右横隔膜に浸潤していた。鎖骨下リンパ節転移も検出された。免疫組織化学的に,腫瘍細胞はS-100とHMB45染色陽性を示した。患者は悪性メラノーマと診断された。腫瘍のSanger配列はNRAS変異を検出した。PMLにおけるNRAS D54N突然変異を見出した。これは世界中で以前に報告されていない。以前の報告は,PMLのほとんどの症例が三重野生型に分類できることを示したが,BRAF突然変異状態は少数の症例でのみ分析された。PMLの変異パターンを解析し,三重野生型以外のどのサブタイプが存在するかを決定した。PMLはde novo癌の形態である可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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呼吸器の腫よう  ,  腫ようの診断 
引用文献 (18件):
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