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J-GLOBAL ID：202002213423624621   整理番号：20A0431760

チップ上のH.pluvialisの機械的ストレス誘導アスタキサンチン蓄積【JST・京大機械翻訳】

Mechanical stress induced astaxanthin accumulation of H. pluvialis on a chip

著者 (5件)： Yao Junyi (Department of Electrical and Electronic Engineering, Southern University of Science and Technology, Shenzhen 518055, China. [e-mail]) ,  Kim Hyun Soo ,  Kim Jee Young ,  Choi Yoon-E ,  Park Jaewon
資料名： Lab on a Chip  (Lab on a Chip)
巻： 20  号： 3  ページ： 647-654  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2330A  ISSN： 1473-0197  CODEN： LCAHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微細藻類は食品,飼料,健康栄養補助食品及び化粧品の供給源として想定されている。種々の微細藻類の中で,Haematococcus pluvialis(H.pluvialis)は天然アスタキサンチンの最も豊富な原料であることが知られている。アスタキサンチンは非常に効果的な抗酸化物質であり,水産養殖,栄養補助食品,薬理学,および飼料産業に広く使用されている。ここでは,マイクロピラーアレイおよび6セットの培養チャンバーから成るマイクロ流体チップを提示し,機械的にストレスをかけた微小環境下での選択した細胞の培養と同様に,嚢胞ステージH.pluvialisからの運動性鞭毛化栄養段階H.pluvialis(15~20μm)のソーティングを可能にした。マイクロピラーアレイは運動性初期栄養段階細胞(avgサイズ=19.8±1.6μm)のみを成功裏に選別し,これらの選別細胞は各培養チャンバー内に均一に負荷された(チャンバー当たり229±39細胞)。細胞に適用した機械的ストレスレベルは,異なる高さ(5~70μm)の培養チャンバーを設計することにより制御した。Raman分析結果は,機械的ストレスがH.pluvialisにおけるアスタキサンチンの蓄積を実際に誘導することを明らかにした。また,アスタキサンチン蓄積(すなわち,15μm)を増強する最も有効なチャンバー高さを開発したチップを用いてスクリーニングすることに成功した。約9倍のアスタキサンチン蓄積が,機械的ストレス条件と比較して7日の培養後に検出された。結果は,機械的ストレスにより誘導された微小藻類の生物活性代謝産物蓄積を調べるために開発したチップの能力を明確に示し,そこでは量を無標識様式で定量的に分析した。開発したチップは,H.pluvialisだけでなく,一般的に種々の微細藻類種に及ぼす機械的ストレスの影響を研究するための大きな可能性を有すると信じる。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *食品 ,  生物活性 ,  鞭毛 ,  サプリメント ,  嚢胞 ,  マイクロ流体デバイス ,  代謝産物 ,  化粧品 ,  薬理学 ,  ソーティング ,  養殖 ,  カロチノイド ,  共役ジエン ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジオール ,  ジケトン ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： チャンバ ,  Haematococcus ,  微小藻類 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R)

物質索引 (1件)： アスタキサンチン

タイトルに関連する用語 (4件)： 機械的ストレス ,  誘導 ,  アスタキサンチン ,  蓄積