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J-GLOBAL ID:202002213524301912   整理番号:20A1522201

ゼブラフィッシュ胚における亜ヒ酸塩誘発発生毒性におけるGH/IGF軸の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of GH/IGF axis in arsenite-induced developmental toxicity in zebrafish embryos
著者 (9件):
資料名:
巻: 201  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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成長ホルモン(GH)/インスリン様成長因子(IGF)軸は,胎児発生において重要な役割を果たす。しかし,GH/IGF軸に対する亜ヒ酸塩曝露の影響とその毒性メカニズムはまだ不明である。ゼブラフィッシュ胚を受精後4と120時間(hpf)のNaAsO_2濃度(0.0~10.0mM)に曝露した。生存,奇形,孵化率,心拍数,体長および運動行動の発達指数を測定した。ホルモンレベル,GH/IGF軸関連遺伝子および神経関連遺伝子も試験した。その結果,生存率,孵化率,心拍数,体長および運動行動はすべて減少したが,奇形は増加した。120hpfでは,1.5mM NaAsO_2群におけるゼブラフィッシュの生存率は約70%であり,奇形率は20%を超え,体長は3.35mmに短縮し,ゼブラフィッシュの移動距離は光条件下で約63.6%,暗条件下で約52.4%減少した。GHの水準は増加し,IGFのそれらは有意に変化しなかったが,GH/IGF軸関連遺伝子(ghra,ghrb,igf2r,igfbp3,igfbp2a,igfbp5b)と神経関連遺伝子(dlx2,shha,ngn1,elavl3,gfap)の発現は減少した。1.5mMのNaAsO_2群において,igfbp3とigfbp5bの減少は,およそ78.2%と72.2%であった。1.5mMのNaAsO_2群における神経遺伝子の発現は,すべて50%以上減少した。これらの知見から,亜ヒ酸塩はGH/IGF軸と干渉することにより内分泌系に対して破壊的作用を発揮し,ゼブラフィッシュ胚発達毒性をもたらすことが示唆された。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 

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