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J-GLOBAL ID:202002213724795645   整理番号:20A0300082

γ線照射により架橋された高度に調整可能な弾性絹フィブロインヒドロゲルの構造と機械的性質に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Investigation on the Structure and Mechanical Properties of Highly Tunable Elastomeric Silk Fibroin Hydrogels Cross-Linked by γ-Ray Radiation
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 721-734  発行年: 2020年 
JST資料番号: W5668A  ISSN: 2576-6422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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絹フィブロイン(SF)は,低い免疫原性と良好な生体適合性を有する天然ポリマーである。しかし,化学的または物理的架橋によって形成されたほとんどの絹ベースのヒドロゲルは脆く,その調製はまた,細胞毒性架橋剤を必然的に導入する。ここでは,γ線照射とエタノール処理を組み合わせることにより,調整可能な機械的性質を有するSFヒドロゲルを合成するための簡単な戦略を提示した。毒性開始剤も化学薬品も全調製手順の間に利用されない。「ソフト」ヒドロゲルでは,圧縮弾性率は29kPa(SF-Sヒドロゲル)より小さく,一方,「強靭」ヒドロゲルでは,圧縮弾性率は1.21と2.41MPa(SF-Dヒドロゲル)の間にあった。特に,γ線照射により,SFは分子鎖内及び分子鎖間の均一で安定な化学的架橋部位を形成し,「ソフト」及び高度弾性SFヒドロゲルをもたらした。エタノール処理による物理的架橋はフィブロイン鎖の自己集合をもたらし,これらのソフトヒドロゲルを強靭なヒドロゲルに変換する。これらの二重架橋SFヒドロゲル(SF-Dヒドロゲル)は優れた機械的強度を示した。二次構造,細孔構造,機械的性質,ゲル化度,膨潤及びin vitro分解特性に及ぼす種々の架橋条件の影響を調べた。一連の細胞実験は,異なる機械的強度を有するSFヒドロゲルが,様々な分化方向におけるラット骨髄間充織幹細胞(BMSCs)の特異的遺伝子の発現を刺激できることを示す。これらの結果は,異なる組織の機械的強度のためにヒドロゲルをカスタマイズすることによる組織工学における応用の見通しも示す。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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医用素材  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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