文献

J-GLOBAL ID：202002213804495620   整理番号：20A0389810

濃度-及びプロセス-流量関係の結合は河川における水の化学と代謝を統合する【JST・京大機械翻訳】

Coupling Concentration- and Process-Discharge Relationships Integrates Water Chemistry and Metabolism in Streams

著者 (2件)： O’Donnell B. (Department of Biological Sciences, Virginia Polytechnic Institute and State University, Blacksburg, VA, USA) ,  Hotchkiss E. R. (Department of Biological Sciences, Virginia Polytechnic Institute and State University, Blacksburg, VA, USA)
資料名： Water Resources Research  (Water Resources Research)
巻： 55  号： 12  ページ： 10179-10190  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0706A  ISSN： 0043-1397  CODEN： WRERAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 代謝のような河川生態系プロセスは流れ強度により動的に影響される。したがって,水質と生態系プロセスを統合することなく,変化する流れに対する代謝応答を理解するための枠組みを開発する機会がある。流れは材料輸送と材料変換の生物学的機会に同時に影響する。生態水文学と河川生態学の強度を組み合わせて,流れの変動が生態系プロセスをどのように変化させるかを理解するために,5年以上の水質と河川の代謝データを分析した。著者らは,代謝速度が放電を通してどのように変化するかを調べるためにセグメント化プロセス-放電(P-Q)関係を作成し,それらを濃度-放電(C-Q)関係と比較し,プロセスと物理化学的パラメータに及ぼす放電の動的効果を調べた。セグメント化P-Q関係の範囲内で,生態系呼吸(ER),総一次生産(GPP),および正味生態系生産(NEP)の挙動が,統計的有意性の程度の変化により高および低流量で異なることを見出し,変化する流れにわたる発散的代謝応答の可能性を示した。GPPは放電の増加とともに減少した。ERの速度は最初に放電により低下したが,それから高い流れでは変化しなかった。NEPのQへの関係が低い放電で平坦で,より高い流れで低下したので,NEPはERとGPPの間の発散傾向を反映した。pHとNEPのような相互に関連した物理化学的パラメータと生態系プロセスは,放電に対する応答を反映していた。流れ,水質,および代謝の結合分析は,相互に関連した生態系過程のより完全な描像を提供し,流れを横切って起こる物理的および化学的変化に対する生態系応答のより良い理解を可能にする。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生態系 ,  *流量 ,  物理化学 ,  セグメンテーション ,  水質 ,  流域 ,  化学反応 ,  放電 ,  *河川
準シソーラス用語： 総一次生産 ,  生態水文学 ,  河川生態系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 濃度放電 ,  代謝 ,  集水域C-Q

分類 (3件)： 水資源  (RC11020F) ,  一般,砂防工学  (RC12010B) ,  湖沼学,河川学  (DC07050J)

タイトルに関連する用語 (7件)： プロセス ,  流量 ,  河川 ,  水 ,  化学 ,  代謝 ,  統合