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J-GLOBAL ID:202002214040057816   整理番号:20A0113797

メッシュ農業気象データを利用したヒメトビウンカ発生時期の推定

Prediction of the Emergence Date of Small Brown Planthopper (Laodelphax striatellus) by the Effective Cumulative Temperature Method and the Agro-meteorological Grid Square Data System
著者 (5件):
資料名:
号: 66  ページ: 52-55  発行年: 2019年12月01日 
JST資料番号: F0760A  ISSN: 1347-1899  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・イネ縞葉枯ウイルス(RSV)は,クロロティックストライプ,斑点発生およびネクローシス線をイネ(Oryza sativa)で引き起こす,日本の関東地域のいくつかの場所における収量損失の主要原因の1つである。化学的殺虫剤を用いるRSVのベクターであるヒメトビウンカ(SBPH,Laodelphax striatellus)の制御は,そのような地域におけるRSV感染減少に重要である。異なる地域の水田における殺虫剤散布のタイミングを最適化するために,農業気象グリッド二乗データシステムから得た温度データを用いて,有効積算温度法により出現日を予測した。茨城県の5つの異なる場所(水戸および筑波でそれぞれ一か所,筑西市で三か所)におけるSBPHの2齢幼虫の予測日は,6月8,5月31日,6月5日,6月10日および6月1日で,実際の圃場における調査で決定された出現日から2日未満の差があった。したがって,この予測は,RSVにより引き起こされる損害の減弱に有効であると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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稲作  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般  ,  個体群生態学  ,  農業気象 
引用文献 (9件):
  • 平江雅宏・柴 卓也 (2016) 植物防疫 70: 79-82.
  • 桐谷圭治 (2012) 農業環境技術研究所報告 31: 1-74.
  • 大野宏之 (2019) 基本モジュール最新版 (20190610版). 農研機構. https://amu.rd.naro.go.jp/wiki_open/doku.php?id=python (参照2019-06-29)
  • 野田博明 (1989) 日本応用動物昆虫学会誌 33: 263-266.
  • 坂神泰輔・是永龍二 (1981) 日本応用動物昆虫学会誌 25: 52-54.
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