文献
J-GLOBAL ID:202002214046343719   整理番号:20A2355889

泥質堆積マトリックスにおける球状炭酸塩コンクリーションの拡散支配形成

Diffusion controlled formation of spherical carbonate concretion in muddy sedimentary matrices
著者 (7件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 233-242(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0495A  ISSN: 0016-7002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
球状炭酸塩コンクリーションは,海洋性粘土質堆積層において一般に観察され,よく保存された化石を含むことも多い。以前の研究は,内部からの分解された有機物と海水のCa2+イオンとの非常に急速な反応により球状コンクリーションが形成されることを明らかにした。しかし,コンクリーション形成の際の詳細な物質移動過程は完全には理解されていない。本研究では,拡散に適応した形成過程を理解するために,cmサイズのツノガイコンクリーションおよびメートルサイズのモエラキボルダーという2つの異なるサイズの球状コンクリーションを再調査した。野外観察と詳細な鉱物学的(XRD)および地球化学的(SXAM,XRF,δ13C)分析は,分解する有機物からのHCO3-および周囲の海洋起源の間隙水からのCa2+の拡散輸送がコンクリーションの縁辺から進行する固体炭酸塩の析出反応をもたらしたことを明らかにした。コンクリーションを横切る組成勾配に基づいて,拡散をベースとしたダイアグラムを適用して,異なるサイズの球状コンクリーションの成長速度を推定した。その過程および速度の推定は,拡散が支配する輸送様式の下で泥質マトリックスにおいて,巨大な球状コンクリーションでさえ非常に急速に形成できることを示した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  海洋地質学 
引用文献 (35件):
もっと見る

前のページに戻る